特権<green> ページ4
貴「行ってらっしゃーい」
直「行ってきマース」
ほんとにいつもニコニコしてるなぁ笑
こうやって彼をいつも見送るのが私の朝の日課。
貴「よぉーし!仕事いこーかな」
私は普通のOL。
そして、彼氏の直也くんはお医者さん。
直也くんは夜勤とか色々あるから、帰ってこれない日もあるけど
普段は早く仕事終わらせて帰ってきてくれる。
それが嬉しかったりして。
貴「おはよーございまーす」
会社の人「おはよーございまーす」
女1「(人1)さん、調子悪いんですか?
ちょっと顔色がわるいですよ?」
貴「うーん、やっぱり?
実はさ〜、ちょっと朝からだるくて」
女1「そーなんですね、無理はしちゃいけませんよ。
なんかあったら私に言ってくださいね、上司の方に私伝えるので。」
貴「うん、ありがとう」
そう、実は朝から少し体がだる重かった。
でも、直也くんに心配させたくなかったし、仕事も休みたくなかった。
私の仕事がいま、結構おおづめで、今休んだら、自分の休日が取られてしまうと思ったから。
お昼が過ぎた頃、だんだん、体が、だるいというのから、辛いに変わってきた。
貴「つらっ」
コロッとでてしまった本音。
女1「大丈夫ですか?ちょっとごめんなさい。
熱···、酷いですよ。今すぐ病院いってください!」
貴「う、ん。そーしよーかな。変なところで迷惑かけてもだしね。行ってくる」
女1「はい!上司には私から言っときます。お大事にしてください。」
そんな優しい後輩に少し仕事を任せ、私は病院に向かった。
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:NIKO. | 作成日時:2017年8月6日 22時