LOVERS 【人狼ゲーム】

1日目 夜 ページ14

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夜12時。

俺は机の中に入ってたナイフを持って、自分の部屋を出た。


会議をした部屋に行くと、人影が見えた。







.






岡「やまちゃん、」

「圭人、あぁ、けいとだったんだ！」


圭人なら安心だ、説得できそう。


岡「今日は伊野ちゃんか高木くんにしようと思うけど、どお？」


っ、....やっぱりそのふたりだよね。

少し焦ってしまった俺、圭人は俺の表情を見逃してはくれなかった。



岡「なに、どうしたのやまちゃん？....っていうか、伊野ちゃんから白もらってたけど.....」


やっぱり、気にならないわけないよな。





岡「やまちゃん恋人なの？」


圭人が言ってきた言葉は、間違ってはいなかった。

たしかに、俺は恋人だ。

でも圭人はたぶん、俺と伊野ちゃんが恋人だと思ってる。



「違うよ。」

岡「じゃあなんで人狼のやまちゃんが自称占い師の伊野ちゃんに白って言われるの？」

「それはわからない。」


ごめん、伊野ちゃん。



「でも、今日伊野ちゃんと雄也、どっちかを襲撃するのは危ない。」

岡「どうしてそんな事が言えるの....」


雄也を襲撃した場合、疑いの目が伊野ちゃんの方に行く。

そして今日俺は伊野ちゃんに白って言われた。

真っ先に伊野ちゃんと俺が怪しまれる。


時間がかかろうが、つられるに違いない。

俺がつられたら、知念も....




「2分の1だろ？騎士が守ってるとこを狙うより、確実に行けるとこ行った方がいいと思う」


たのむ....圭人、わかってくれ....


「明日からの襲撃先は圭人が全部決めてもいい。今日は......自称占い師以外にしよう。」





少し沈黙が続いたあと、




圭人は小さな声で、わかった。っといった




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