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山「知念せんせー！」
「涼介くん！毎回偉いね」
山「じゃあ俺とデートしてください！」
「ん？意味がちょっと....」
何を急に言い出したと思えば、
好きな子いるのにそんな事ダメでしょ！
あれ、でも僕は男だからいいのか？
「って！言い方が悪い！お出かけでしょ？」
山「いや、デート....」
しょぼんとしちゃって、可愛いけども！
山「ね、お願い！行こうよデート！」
「だから！デートって！」
うっ、そんな子犬みたいな目で見られても....
「わ、わかった！お出かけね！！いーよ別に....」
山「まじ！やったぁ！！！」
はしゃいじゃって、まだまだ子供だな。
って妹ちゃんの目が冷たいよ！！
『お兄ちゃんってほんと子供....』
この子が....もはや大人すぎる....
山「どこいく？どこいく？！」
「はいはい、もー帰りなさい！」
山「えぇ、でも...あ！じゃあ！」
ちょっと待ってね、そう言って携帯をだした。
なに、やってるの？
山「はいこれ！」
見せられたのは電話番号。
ん？どうしろと....
山「知念先生と電話したいから俺の番号！いれてくんね？」
「あっ、携帯職委員室.....」
山「もー！じゃあ、」
そう言って、ぼくの持ってたペンをとって、
僕の手を掴んだ。
「えっ、なっ....」
山「手に書いとくから、おわったら電話して！」
いつの間にか涼介くんの電話番号が書かれてた
あぁ、これがモテる男のテクニック....
僕も高校生の時に教わってたらモテてたな。
だって、今とてつもなくキュンキュンしちゃって....
山「先生？」
手を見てた僕の顎を掴んで自分の方に向けた。
あ、顎クイってやつ...?!
山「んじゃ、帰りますわ！」
「あ、はいっ！」
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作者名：JUMPloveた | 作成日時：2019年3月20日 18時
