猫系女子と猫かぶり系男子

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主「おはよ、まこちゃん。」


花「........あぁ。」


主「ふふっ愛想どこに置いてきたの。」




おはよう、と言われて、あぁ、と返す素っ気ない

まこちゃんが面白くてついイジってしまった。



うるせぇよバァカと言いながら

隣の席に腰を下ろしたまこちゃんに、

ビッグニュースを伝える。



主「今日のLHRで席替えするらしいよ。」


花「ふはっ、やっとお前と離れられると思うと嬉しいな。」




好きな人に嫌なこと言うとか、

小学生みたい。



主「私はちょっと寂しいけどね。クラスでまともに話せるのまこちゃんくらいしかいないし。」



花「.....それはマズイだろ。女友達とか、作れよ。」




今度はお母さんみたいになってる。




主「いいよ。私にはこーじろで十分。」



花「他クラスのしかも男じゃねぇか。」




思った通りに突っ込んでくれたことに

気持ちよくなって思わず笑ってしまう。






けど、女友達なんて本当にいらないから。

私のよき話し相手になってね、まこちゃん。

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