猫系女子と猫かぶり系男子

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花宮side



瀬｢花宮おはよ。｣

花｢おはよう健太郎、と......｣

主｢おはようまこちゃん。｣






............は？





花｢お前今なんつった？｣

主｢え？おはようって.....｣

花｢その後だよバァカ！｣

主｢...まこちゃん？｣



なんだその距離の詰め方は。




花｢昨日までは普通に花宮くんだったじゃねぇか。喋り方もそんな流暢じゃなかっただろ。｣



主｢......まこちゃんこそ、数時間でAさんからお前に呼び方変えたし、喋り方もすごく乱暴になってたじゃん。｣



それとこれとは話が違うだろ、と言おうとしたが、

その言葉は健太郎に遮られた。


瀬｢花宮、これAが心許した証拠だから。｣


心を許す.......？

ふはっ、そんなトモダチごっこみたいな

くだらねぇことしてんじゃねぇ。




普段ならきっとそう言ったはずなのに、

何故かこの時はこう返事していた。



花｢.....チッ。好きにしろ。｣

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