1話 ページ3
暇だ...
暇で仕方がない
かと言って何もしたくない
一人でいたいな...
でも必ず
誰かは絡んでくるんだ
ガチャ
そんな話をしていたら...
キラーが私の部屋に入ってきた
『...何のよう?』
キラー「最近部屋にずっとこもってるけど何かあった?僕なら話聞いてあげるよ?」
『...いい、いらない』
いっつもこうだ
私が少しでも変な顔をしてたり
一人でいることが多いと
みんな心配する
ほっとけばいいのに
キラー「ええ?まさかなにか抱え込んでるんじゃないよね?」
『もう...いいから...ほっといてよ』
キラー「...そっか、何かあったらいつでも頼っていいんだよ?」
ガチャ
『...』
彼等は一体なんのために...
私を心配してるの?
何のために寄り添ってるの?
「それはみんながお前のことが愛おしくてたまらないからだろう?」ニヤッ
『...は?』
ナイトメアは正座をし、俯いてる私を見下していた
メア「一人でいたら"あの時"のように殴られたり蹴られたり...傷つけられるかもしれないからな?何があってもお前を一人きりにはさせないように 寄り添ってあげてるのだろう?俺達の"お姫様"を危険な目に遭わせないためには、誰もがすることだろ??」
『...愛おしいって何?なぜ彼等は寄り添うの?』
メア「...言ったろ...お前は散々酷い目に遭ってきたから仲良くしてやってんだよ」
『....そう...でもそれは貴方達には関係ないことじゃない』
メア「それは事実だな確かに...だがな?最初の自分を覚えてるか?」
...
最初の自分...?
ナイトメアにここに連れて行かれて...
...
覚えてないや...ごめんね
メア「そうか...お前はあいつらに寄り添い...遊んであげたり...励ましたりしたろ?お前が何もしなきゃあいつらはAに好意なんか持たねぇよ」
そんなこと...してたんだ
そんな記憶はないや
偽善者だね私は...
いい子ぶって...最悪だね
...ここでは私は
"天使"の立場にいる...
だから愛されてしまう
こう...なったら
...
みんなの"悪魔"になって...
嫌われてみせる...
愛なんかいらない
励ましも...慰めも...
寄り添いも...
全て...いらない
一人で生きていきたいんだ
静かなところにいたいんだ
私はみんなの...
"邪魔者"になってやるんだ
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おちゃば。(プロフ) - いや更新頑張れ?我が同一人物よ← (2022年11月27日 2時) (レス) id: c48fab580c (このIDを非表示/違反報告)
Murder(プロフ) - 初コメですー!ふむ。。こういう愛されか。。これはこれで良き。だけどナイトメアがいるとなると洗脳とかしてきそう。 (2022年10月5日 21時) (レス) id: 4f353dd96c (このIDを非表示/違反報告)
Rokill-fenon(プロフ) - キャー!ちょっと違う愛され系…好きです…かんばってください! (2022年10月5日 20時) (レス) id: fa9a6609c5 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - そうですね!ここに神作品が降臨した! (2022年10月4日 23時) (レス) @page4 id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けの家路(プロフ) - ここに神作品が…みなさん…ありますよ…!! (2022年10月4日 21時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まどれーぬ。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/s2015090811/
作成日時:2022年10月3日 20時