とりま鬼と敵、滅するわ第三弾！ (ページ14)

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101話ページ14

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『最近気になって授業中とかよく考えてる事何だけどさぁ』

「うん、どしたん」

『トイレ行きたい時に事故にあったらどうなるの？痛くて尿意忘れる？』

「え...それはちょっとウチら考えた事なかったなぁ」

『そっか』

ここは更衣室。

つい先程ヒーロー基礎学を終えたところだ。

超どうでもいい話...いやでも最近本当に気になっている話をお茶子ちゃんにしていたら、耳郎ちゃんが「静かに」と言う。

どうしたんだろう...と思いつつ静かにしていると、隣の部屋＿＿男子更衣室から何やら会話が聞こえてきた。

「＿＿ヨロッパイ！！
芦戸の腰つき！！葉隠の浮かぶ下着！！
夜光の美脚、麗日のうららかボディに蛙吹の意外おっぱァアアア！！！」

『み、峰田......』

ここ、好きだったけど実際言われると何とも言えない気持ちになってくるな...。

「(ウチだけ何も言われてなかったな)」

上の通りに思っているであろう耳郎ちゃんに一言かける。

『もしかしたら耳郎ちゃんもドックンしてなかったら言われてたかもだよ』

「...ありがと」

...よし、言えたああああ！
これずっと言いたかったんだよね！
耳郎ちゃんは私の中じゃ天使だから。(真顔)

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「ねーAー、駅前のカフェ寄ってかない？」

1日も早いものでもう帰り。
三奈ちゃんと透ちゃんに遊びに誘われた。

普段なら迷わず行くだろう。
......が、今日は生憎予定があるのだ。

『ごめんっ、今日この後予定があって...。
また今度行こうっ！！』

「そっかぁ、残念だね。また今度行こ」

『うんっ、またね～』

皆に手を振り教室を出る。
今日は...と言うより、今日も鬼殺の仕事が待っているのだ。

校門を急ぎ足で出ようとしたら、先に帰ったはずの炭治郎が校門付近で佇んでいた。
炭治郎は私の事を待っていた様子。

『あれ炭治郎、何かあった？』

「A、連絡見てないのか？」

『なんの事...？』

駅に向かいながらスマホを確認してみると、本部から何やら連絡が来ていた。

...ながらスマホはダメだよ。

『 "我妻善逸、嘴平伊之助の2名が昨晩から行方不明。事件の可能性大。見つけたら直ちに報告。" ...！？』

内容が、こんな事だとは...。
何があったんだろう。

「A、探しに行こう」

『うん』

早く、見つけないと......！