トリップしたのち不安な日常【銀魂】

#067 情報 ページ17

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「貴方の真選組の立場を使って色々調べてちょうだい。
私はこれ以上の事、なにも知らないから」



それと頬殴って悪かったわね。
そう言った加賀さんに頑張って返事をしてそのまま部屋を出た。

加賀さん...人に謝ること、できたんだなぁ。


部屋を出たことを確認した副長が寄ってくる。



「なにか情報は得られたか？」

『いえ...彼女は何も知らず働かされていた様です』

「本当か？
ならお前を態々指名した理由はなんだ」

『あ〜...少し前に男関係で少し揉めまして。
ほら、初めにここへ来た頃、頬を殴られた跡があったでしょ？
あれやったの、加賀さんなんです』

「あぁ...なるほどな。
ってことは収穫無し...か」

『納得のいく情報を掴めなくて本当にすみません...』

「いや、気にしてねぇよ。
それよりも早く風呂入って寝ろ。
今日は助かった、ありがとな」

『はい』



そう言われて時計を見ると、既に０時を回っていた。

寝ないと明日に響いてしまう。

部屋に着替えを取りに行こうと歩いたら、副長が「それと、俺も明日総悟んトコ行くからな！」と叫んだ。

こんな真夜中に叫ぶなよ...って、は？
嫌だよ、絶対明日喧嘩すんじゃん。

本当に嫌だったけど、正直文句にも時間を使えない程眠いし忙しかったから、そのまま歩いた。

副長には後でメールでもして断ろうと思う。


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