愛されるために

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V｢さて、全員揃ったかな諸君。｣

あれからしばらくして続々と人が集まる。最後はやはりエイトフットだ。大方また徹夜だろう。隈がひどい。

V｢もう知っている人もいるだろうが今年から、新入りが入ることになった。｣

それが世話係か。新入りという言葉を聞いてジャックとダルメシアが目を光らせる。

ジ｢え！ヴィランズなの！？誰がマスター！？｣
ダ｢どんなやつなの！？まだ来てない！？｣
ス｢まぁまぁ落ち着いて、今呼びますから。｣


入ってきなさい。という声と共に扉が開いた。
その場にいる全員が息を飲む。それほどに彼女は美しかった。

雪のような白い肌は嫌いだがあの子のものは嫌いじゃない。

貴｢Aと言います。皆さんのお世話を担当します。｣
よろしくお願いしますと頭をさげるとふわりと甘い香りが漂ってくる。

V｢今日は夕飯まで自由にするから、挨拶をすませておくように｣

そう彼女に声をかけ部屋を出ていく2人。
その場に残され困ったような顔をする彼女。

私達は全員、彼女から目が離せなかった。

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