【Just Be Friends】ｼﾞｭﾀﾞﾙ ページ3
「好きだって言ってんだろ。…俺と付き合えよ」
「え、それ告白？」
「ああ…だからさっさと返事しやがれ」
「ふふっ、いいよ。恋人になってあげる」
顔を真っ赤に染めた姿が可愛かった彼
それはもう一年前の話
.
.
.
「ジュダルねぇ、聞いてる？」
「なんだよ、忙しいんだよ俺は」
「嘘つけ！寝てたじゃない！！」
「うるっせぇなぁ…」
「何よそれ…折角会いに来たのに、もう帰る」
「は？ちょっと待てよ」
逃げ足が早いアイツ。
最近喧嘩してばっかりだった
うまく思いが伝えられない
…俺が悪いのは分かってる。
分かってるけど＿＿＿＿
それすらもうまく言葉に出来ないんだ。
.
.
.
分かってる
彼が口下手でツンデレだってこと。
それでも最近怒ってばっかで…
いっつも私が謝ってばかり。
「どうしてこうなっちゃったのかな…」
デートの誘いも
お祭りの誘いも
会いに行くのも
想いを伝えるのも
キスをするのも
なんだってそう。
私だけ。
私が先。
私が言わないと彼は何もしないんだ…
「Aさん、俺…Aさんのことずっと見てました！付き合って下さい！」
「…ごめんね。私付き合ってる人がいるの」
「2番手でもいいですから…
待ってます。俺、ずっと貴方のこと…」
私だって、結構モテるんだよ？
放置してるとどこかいっちゃうよ？
ねぇ…ジュダル。
本当に私のこと愛してる？
.
.
.
「ジュダル」
「ん？」
よくある晴天の日の昼下がり。
木の上で桃をかじる彼に告げる
「別れよう」
と。
「どうして…？」
「だって…私たちもう無理よ」
涙をこぼす彼女を抱き締める
「ごめん…俺のせいなんだろ？
もっかいチャンスくれよ…そしたら絶対お前を泣かしたりしないから」
ジュダルの言葉にAは小さく頷いた
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繚乱華桜鐘(プロフ) - すごく面白いです！自分的にシリアス系のものは大好きなので早く続きが読みたいです！ (2017年1月23日 1時) (
レス) id: efa46579a8 (このIDを非表示/違反報告)
アン★ - リクで、カシムとアリババで「ヤンキーボーイヤンキーガール」お願いします！ (2016年11月27日 19時) (レス) id: e00c3ac6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：https://twitter.com/tutimikado12113
作成日時：2016年11月24日 20時
