【え？あぁ、そう。】 練紅覇 ページ12
建前だけの感情論で全てを測ろうなんて＿＿＿＿＿＿＿
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「ふうん、君があのシンドバッド王の…妹？」
「そうよ」
艶やかな紫色の髪を高い位置で束ねた彼女が
微笑を浮かべながら僕を見つめる
「流石は兄妹、その薄ら笑いもそっくりだね」
「お褒め頂けて光栄だわ」
ふぅん、プライドが高そうな所もそっくりだ。
「折角捕らえたところで悪いけど、あの男は私なんて気にも留めないわよ？」
探るような目で僕を見る彼女。
「…それがどうしかした？」
返事をすると彼女の微笑が崩れる
現れたのは不安そうな女の顔
ますます彼女に興味が湧いた
「そっちの顔のほうが僕は好きだけどなぁ？」
剣を抜き放ち彼女に向けて振り下ろす
「何がしたいの…？」
腰を抜かす彼女を縛る縄を解いて
目尻に浮かぶ涙を拭う
「もちろん拷問。
…だけど、愉しいコトも必要だと思うんだよねぇ？」
ついでに彼女のシャツも斬ると
真っ白な肌が露になった
「綺麗」
触れようとすると
「やめてッ…」
豊満な胸を揺らしながら
こちらを睨みつける彼女に
どうしようもなく
男の部分が刺激される
「取引しない？」
＿＿＿そう。
「お前を抱かせてくれれば、傷つけない。
嫌なら、拷問。ほら、選んでいいよ？」
俺の問いに
「…何よそれ、バカじゃないの？」
心底くだらないといった様子で答える彼女。
「そう？僕の子を授かれば、お前は拷問を受けることもない。
それに…快楽に溺れられるけど？」
「…アホらしい」
「残念、交渉決裂か」
「何するつもり…！？」
彼女の体を抱き上げて
寝台の上に投げると覆いかぶさって唇を重ねた
彼女の息が荒くなった頃
ポケットからソレを取り出して
空気を吸おうとした口へ突っ込んだ。
ゴクリ。と喉が鳴る
「…何飲ませたの？」
「すぐにわかるよ」
建前の感情論なんてどうでも良くなるくらい
僕が気持ち良くさせてアゲルから＿＿＿＿＿。
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繚乱華桜鐘(プロフ) - すごく面白いです！自分的にシリアス系のものは大好きなので早く続きが読みたいです！ (2017年1月23日 1時) (
レス) id: efa46579a8 (このIDを非表示/違反報告)
アン★ - リクで、カシムとアリババで「ヤンキーボーイヤンキーガール」お願いします！ (2016年11月27日 19時) (レス) id: e00c3ac6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫
| 作者ホームページ：https://twitter.com/tutimikado12113
作成日時：2016年11月24日 20時
