5*左のドア ページ6
『あれ誰かな?』ヒソヒソ
『なんかバズーカと弓持ってるー』コソコソ
『変な奴らが来たな』ヒソヒソ
『あの帽子見たことある!』コソコソ
ヒソヒソ声が聞こえる…。
妖怪?かその他のものか……。
斬島にも聞こえるのかな?
「なんかこの辺うるさいな」
これは聞こえてますね。
『ねー知ってる?』ヒソヒソ
『なになに?』コソコソ
『あの女の子の話』ヒソヒソ
『あー!知ってるー』コソコソ
内容が気になるが、今はそれどころではない?のか?
ていうか、肋角さん…バズーカと弓はおかしくないですか?
Japanか欧米かわかんないですよ。
まぁ、スコップよりはましか。←
!!
「ドアが二つ……」
「どっちが選べってことかよ」
「斬島ならどっちを選ぶ?」
「俺は…左だな」
よし、左にしよう。だって…
クソ真面目な斬島が言ってることだから、当たってるだろう。←
ガチャッ
?
また女の子……。誰?
「亡者か」
「えー。そうよ」
どこかの教室……かな?
「問題を解けたら、私が何者か教えてあげる」
「何者って亡者だろ?」
「うーんと…じゃあ何でここにいるのか、教えてあげる」
「まぁいいだろう」
斬島、問題解くってよ←
私もかな?
「あ、君の隣にいる人も解かなきゃ意味ないからね」
「え、私ですか」
「そーだよ♪ま、頑張ってね」
も、問題……。そういうの苦手なんですけど…。
「では問題。言っても言っても抵抗できないのってなーんだ」
「抵抗できないの……」
____深く悩み込む必要はない。
何でだろう…わかったけど…言いたくない。
言いたくないけど、言わなきゃこの人が誰かわからない。
もしかしたら、あの血だらけの少女の憎み相手かもしれない。
色んなことが知れるかもしれない。
「わかったのか?」
「う……うん」
「お?わかったのね。あはは」
ニヤリとした顔。
その少女はセーラー服で、足を組んで机に座っている。
たぶん答えは「いじめられてる人」
「答えはいじめられてる人……ですよね?」
「ピーンポーン。大正解」ニヒヒ
斬島は無表情のままで、どこか悔しがってるようにも見える。
「じゃあ私のこと教えてあげる。私はあの子をいじめてしまったんだ」
「あの子……?」
「今はどうなってるか知らないけどね?」
絶対にあの少女だ。 →
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マミむめも(プロフ) - 96(くろ)ちゃんさん» ありがとうございます!続編の方で頑張りますね!(`・ω・´)← (2016年1月25日 18時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
96(くろ)ちゃん - いいですね!この作品!更新頑張ってください! (2016年1月25日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» いつもありがとうございます!(*^^*)もうすぐで続編いきそうです笑頑張りますよ〜! (2016年1月1日 11時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
守頭(プロフ) - マミむめもさん» 今日も楽しませていただきました!続きが気になりますね!!!更新、頑張ってください! (2016年1月1日 0時) (レス) id: 6baa651bf1 (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» まぁたがみ?は田噛の逆ですからねw性格も逆転しましたwwwありがとうございます!w (2015年9月30日 19時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マミむめも | 作成日時:2015年6月28日 23時