天使じゃないし女神でもない 【名探偵コナン】

危険な喫茶店 ページ2

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事の発端はトリップして数日経ったある日…




「なー」




『…』ﾊﾟﾗｯ




「なー」




『…』ﾍﾟﾗｯﾎﾞﾌｯ




「…にゃー」




『どうしたんです？』ﾎﾞﾌｯ




「お前現金なやつだな…ポアロに行きたい！」




『…え、あんな所殺 されたい人が行くところでは？』




「ポアロに何の恨みがあるんだよ……あれだ、ハムサンドが食べたいんだ!!」




『そんなん私が作りますよ…』




「いやいやいや、何でも隠し味が入ってるらしくてさ、気になるんだ」




『…隠し味、ですか……』




意外とグルメだった神様を満足させてやりたいですね…




『……1回だけですよ、隠し味が分かったら即帰りますからね』




「やっったぁ!!!早速行くぞ！」




『…はい』




こうなったら行くまで煩いな…





「いらっしゃいま……せ………」




「2人だ」




「こ、こちらのお席にどうぞ……」




でた。




でたよ。




童顔色黒イケメン。




なんで顔赤いんだろ……最近風邪が流行っているのでしょうか…




『すみません、ハムサンド2つと珈琲とオレンジジュースお願いします』




「か、かしこまりましたぁぁ……」ｼﾞｰ




『…あの、大丈夫ですか？』




「あ、し、失礼しました!!今お作りします!!!」ﾀﾞｯ




『…あんな急がなくてもいいのに』




「(無自覚って恐ろしいな…)……あ、ごめんA。先に謝っとく」




『なにが「強盗だ!!!金をだせ!!!」…嗚呼、そういうこと』





幸いな事に客は私達とカウンターにいる女子高生2人組……ん？




「ちょ、ちょっと嘘でしょ…ら、蘭…」




「ど、どうしよう園子…」




あ、これ私死 んだな。




主要キャラは死なないし澪は神様だし…




「おっ…そこにいる灰色のボブのやつこっちに来い」




『澪……逝ってくる』




「漢字が違うよA!!!」




「おい！早く金を出さねぇとこいつの首が飛んでくぜ!!」




ｸﾞｯっとナイフが首に刺さって痛い。




というかこの犯人馬鹿なんですかね、そんなちっこいナイフで飛んでくわけないじゃないですか。




「少々お待ちを……」




あ、安室さんなんか考えてるな…




…でもまぁ…これくらいの拘束だったら…




ナイフを持ってる手を叩いて落として…




間髪入れずに右腕をもって…




大きく…落とす。




「ぐわああああ!!」ﾄﾞｻｯ




『逃げるよ澪』




「おう」




目を付けられていませんように

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