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you side
あれから季節はどんどんすぎ
今日は、真司郎が留学から帰ってくる日
.
お迎えも行かずに夜になってしまった
.
本当なら、今日は "與A" になる日
だったのに
.
『叶わなかったなぁ、、泣』
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それでもやっぱり好きだった
多分今も好きなんだ
月日が流れ落ち着いてきて、あとから考えると
あの時もっと真司郎の話を聞いていれば
わたしが感情的になって一方的に怒ってなかったら
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『なんて、今思っても遅いよね、、、、』
.
最後に真司郎と乗った遊園地の観覧車
ひとりで乗りながら、こんなことを呟いた
.
『もう、降りなきゃ』
.
溢れてくる涙を必死に拭き取り
観覧車を出ようとして、ドアが開いた
.
.
その時
.
.
『う、うそ』
.
「も1回お願いします」と乗ってきたのは
.
.
.
.
紛れもない、真司郎だった
.
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作者名：ニ シ ジ マ リ ン | 作成日時：2017年1月9日 15時
