鬼戦争 ページ7
銀時side
…俺達は江戸城に乗り込むことを甘く見ていた
銀｢…くそっ、斬っても斬っても限がねぇ！！｣
周りには忍、忍、忍…
何百も超える忍達が俺達を囲んでいた
沖｢こりゃぁ、時間の問題ですぜィ旦那｣
銀｢……｣
楽｢そんな事、いう暇もないネ…こいつらさっさと倒して早くAを助けに行くアル｣
はっきりいって、
沖田も新八も神楽も、真選組の隊士たちも
体力はもう、殆ど残っていない
だけど、
それでも俺達を動かすのは
銀｢…当たり前だ！！｣
Aを助ける
ただ、それだけ
ちらっと、土方の方を見る
そこにあるのはAの兄、琉生と
土方が殆ど互角で戦っている光景だった
二人共互いに負けない程の殺気を放っていて
他の者を寄せ付けない…そんな、
"鬼同士の戦い"
sidechange土方
琉｢へぇ！！君強いね…流石は鬼の副長さんかな？｣
土｢…そりゃどうも｣
お互いの実力はほぼ互角だろうか
"隙を見せれば殺られる"
そんな空気の中琉生は俺に話しかけてきた
琉｢ねぇ…土方君、君ってさぁAの事どう思ってる？｣
少し、少しだけ顔を歪ませて言った琉生
土｢アイツは、大切な仲間だよ｣
琉｢…それは、Aの過去に何があったとしても…変わらないって誓える？｣
ずっと気になっていたAの過去
あの琉生がこんな顔して俺に聞くって事は
きっと、過去に何かあったんだろうか
土｢…当たり前だ｣
琉｢…そっか…｣
琉生は心底ホッとしたような顔をして
琉｢…Aはいい仲間を持ったね…もう、俺の心配なんて要らないかな｣
琉生の顔は何かを決めた顔をし、俺にしっかりと目線合わせてくる
その瞳に引き込まれるような、そんな感覚がした
琉｢Aは多分、今はここから少し離れた…攘夷浪士がアジトに使ってる所に居るよ…｣
土｢…！！｣
琉｢必ずAを助けてよ？俺との約束ね｣
そう彼は呟きふわっと笑うと
土｢______な、｣
自分の腹に刀を突き刺した
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優騎(プロフ) - まろいさん» そんな！！神作だなんて勿体なすぎるお言葉です…！！ありがとうございます！！ (2015年4月2日 22時) (
レス) id: 631798e180 (このIDを非表示/違反報告)
まろい - 何ですかこの神作は!!((((1〜3で、5回くらい泣きました。はい、泣きました←ｲｯｷ読みしました…!!最高に面白いですし、土方さんｲｹﾒﾝですし、銀さん乙女ですし、沖田くん熱いです((更新頑張って下さい!応援してます!!((ﾋｼﾞｶﾀｻﾝｶｯｺｲｰ (2015年4月2日 0時) (レス) id: 24a2bebdcf (このIDを非表示/違反報告)
優騎(プロフ) - なんなさん» 有難うございます！！もったいないお言葉です…！！更新頑張ります！！ (2015年3月28日 23時) (レス) id: 631798e180 (このIDを非表示/違反報告)
なんな - 超面白いです！この小説大好きなんです♪更新楽しみに待ってます！ (2015年3月28日 15時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
優騎(プロフ) - 彗.さん» 有難うぐへへへへふ (2015年3月21日 14時) (レス) id: 631798e180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優騎 | 作成日時：2015年3月7日 22時
