【銀魂】紅い鬼、戦場に舞う参

ただいま ページ24

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｢…すいません、荷物、持ってもらって｣

土｢別にこれくれェ何ともねぇよ｣



あれから一週間後


やっと退院が認められて今、屯所に着いた所である



屯所に一歩入ると


｢ ｢ ｢ ｢ ｢ ｢お帰りなさい！！！｣ ｣ ｣ ｣ ｣ ｣



と、沢山の隊士たち



いつもと変わらない、そんな皆の温かい笑顔に




｢……ただいま｣




涙が出るのは許してほしい




近｢よーし！！Aちゃんの退院を祝って今宵は宴だー！！！！｣

土｢止めろ近藤さん、こいつ酒飲めねーんだから｣



そう土方さんが言うとしょぼーんとする近藤さんに申し訳なくなりつつもその申し出はやんわりとお断りさせていただいた


それから自室に戻り荷物を整理していると


す、と襖が開けられてそこには少し難しい顔をした土方さんが立っていた





土｢帰ってきたとこで悪いが…お前の事を話してもらえないか｣




それは勿論私の過去についてだろう




できれば思い出したくない思い出だ



｢…はい、約束しましたから｣



それでも話さないわけには行かない


話をして真選組を出て行けなんて言われても仕方のない事だ



｢…それでは、私の過去について話します｣









｢私は＿_｣

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