Eternally _ryuto_ (ページ19)

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龍「お前誕生日のくせに全然飲んでへんやんけ！飲め！」

亜「龍友くんも一緒に飲むならいいよ」

龍「いいよ、ほんなら一緒に飲んだるわ」

もー、ほどほどにしておいてよ…と願うばかり。

玲「おい、A 」

『 …ん？！』

龍友がさっき座ってた、私の隣の椅子に顔を真っ赤にしたベロベロ玲於くんが座ってきた。

『 …酔ってます？よね…？』

玲「だから敬語やめろ」

『あ、ごめんなさ…ごめん… 』

ほんとに口が空きっぱなしになるぐらい、普段の姿からは想像できないぐらい、なんだろ…かわいい。

玲「俺ら年一緒だよな」

『う、ん、そうだね』

玲「やっぱ普段龍友くんと居ると、俺なんかクソガキに見えんの？」

『クソガキ…そんなことないよ笑』

玲「じゃあどう見えてんの？」

『どう見えてるって…えー… 』

玲「ま…意識したことなんかないか」

『意識したことはないかも… 』

＂あっそ…＂と言って下を向いた玲於くん。

やばい、なにか地雷を踏んだのかも。

玲「龍友くんさぁ、歌うまいよね」

『えっ？あっ、あぁ、ほんとすごいよね』

すかさず、

『玲於くんのダンスもすっごい好きだよ』

そう言う。

玲「俺の＂ダンス＂が好きなのね」

『あぁ、うん、好きだよ、すっごい』

玲「もーいい、酒飲む」

そう言うと、椅子から立ち上がってフラフラと歩きながら龍友達の方へ。

この場にいるだけで酔っ払いそう…

トイレ行こ…

そう思い、席を立った。

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