40. ryuto ページ40
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朝からジム
…に着いた瞬間
玲「 あっ龍友くん 」
おはようございまーす
なんて言ってきた、昨日のAとのプチ喧嘩の発端となった玲於。
龍「 おはよー 」
普通に返して、服を着替えて、いつものように筋トレを始める。
玲「 龍友くん今日背中っすか？ 」
龍「 背中やな〜 」
普通に会話して、ほんまにいつも通りに接して。
玲「 そういやもうすぐでAと2年？ 」
龍「 え？ 」
玲「 イブって2年って言ってませんでした？ 」
龍「 え、まってまってAのこといつから呼び捨て？ 」
玲「 いつから…あ、あの飲み会のときっすかね 」
亜嵐くんの誕生日の、って
龍「 昨日電話してたんよな？ 」
玲「 聞いたんすか？ 」
龍「 いや、携帯ちょうど見て 」
玲「 そうなんすね 」
龍「 …なんで？ 」
玲「 いや、ちょっと暇だったんで 笑 」
そう言ってヘラっと笑う玲於。
…全然笑い事じゃないねんけどな
龍「 暇やったからってなんでA？ 」
玲「 久しく会ってないなーと思って 」
龍「 なんやそれ、 」
玲於も僕が怒ってるのを察してるのか、当たりのきつい話し方をしてくる。
龍「 こんなことで嫉妬してる僕も僕やけどさ、わざわざAじゃなくてもいいんちゃうん？ 」
玲「 ま、…そうっすね 」
龍「 Aと仲良くしてくれるんは僕としてもほんまに嬉しいし。けど暇やったから電話とか、そんなんはやめて。嫉妬すんねん、普通に 」
玲「 …そうっすよね、気をつけます 」
ちょっと言い方きついかもしれんけど、ほんまにやめて欲しいことはちゃんと言っとく。
重たい空気になってしまった
正直、気まずいなぁ。
って思ってたら、神様が登場した
亜「 うおっさすが 」
イケメン…ジムに来るタイミングまでイケメン。
亜「 龍友くん背中？玲於は？ 」
玲「 俺は胸〜 」
亜「 じゃあ俺は肩 」
龍「 いいねぇ〜 」
僕が話し始めて言うのもなんやけど…
救われたぁ…
冴えないリーダーやけど、感謝やな
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作者名：ru_____ | 作成日時：2018年7月2日 4時
