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お店について、2人は向かい合って座った。

改めて面と向かうとどこか気恥ずかしくて尻込みりしてしまう。

でも、優しい眼差しに心もほぐる。







「そういや、まだ自己紹介してませんでしたよね」





龍友がそう言うと、Aも頷く。



「そう言えばそうですね」



「僕、数原龍友です」

「水無月Aです」







龍友ははっと顔を上げる。






「水無月って、六月の呼称ですよね?」

「そうなんです。私の雨好きのルーツは苗字から来てるんです」






そう話す彼女はとても綺麗だった。




「素敵、です」








それからは他愛のない話をした。


出会い方が異質だったためか、お互いが打ち解けるのは早かった。







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作者名:秋(シュウ) | 作成日時:2018年6月29日 21時

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