今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:32,566 hit
小|中|大
26 ページ25
.
お店について、2人は向かい合って座った。
改めて面と向かうとどこか気恥ずかしくて尻込みりしてしまう。
でも、優しい眼差しに心もほぐる。
「そういや、まだ自己紹介してませんでしたよね」
龍友がそう言うと、Aも頷く。
「そう言えばそうですね」
「僕、数原龍友です」
「水無月Aです」
龍友ははっと顔を上げる。
「水無月って、六月の呼称ですよね?」
「そうなんです。私の雨好きのルーツは苗字から来てるんです」
そう話す彼女はとても綺麗だった。
「素敵、です」
それからは他愛のない話をした。
出会い方が異質だったためか、お互いが打ち解けるのは早かった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
250人がお気に入り
250人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
設定タグ:数原龍友 , GENERATIONS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秋(シュウ) | 作成日時:2018年6月29日 21時