脅威でしかない ページ8
しあくんと別れた３０分後。
「やべ〜！！迷子になった〜！！！」
そう迷子になってしまった。
あの神社に行くのは初めてで道が分かっていなかったし、夜で視界が悪かった事もあり、迷子になってしまった。
この歳で迷子とか...。ちゃんと帰り道聞いとけばよかった！！今度あったら....覚えとけよ。
「いやぁ〜どうしよう。山だし人もいないよね〜もう夜だし」
マジでどうしよう。このまま動きまくるのも体力の無駄だし。いやでも動かないと体は冷えるし...。いや！ここは！人がいることを信じて叫びまくるしかないでしょ！！もしもいたら私の命！！何とかなる！！！
迷子の事がバレたら恥ずかしいので、私は少し内容を変えて大きな声で叫んだ。
「誰かいますか〜！！私気付いた時にはここに居たんです〜！！！」
すぅ〜 すぅ〜 すぅ〜。やまびことなって”すぅ〜”が返ってくる。
いや”すぅ〜”ってもうあれじゃん！？あの某芸((殴
「いないか」
もう諦めて、ここで寝ようかと木の近くで体育座りになった。ここで寝たら低体温症で死ぬかもだけど、まぁなんとかなるでしょ！！！と甘い考えを持ちながら、体は眠る準備を進めた。
「おやすみなさい...え？」
寝ようと体を木にもたれかけた時、急に体が中に浮いた気がした。え？え？！どうゆうううううことおおおおお！！
と心の中では叫んでいるが、冷静になって周りを見てみると
景色はあたり一面木になっている。遠くには村が見えた。
もしかして私、今空を飛んでいる！！？？えぇ〜！！私って空飛べたんだ！！！これすごくな....い....。
ーーーー
懐かりし頃のゆりこ婆ちゃんは語る
「あのAちゃんはなんでもできる凄い子だよね〜。初めてやるお手伝いもそつなくこなしちゃうのよ。もう弱点なんかないくらい....。あ、でも一つだけAちゃんが嫌いな事があったね」
「それは................」
ーーーー
「それは..............！高い所...............！！」
次の瞬間、私は今初めて自分の命が危険にさらされている事が分かった。
「嫌ァァァァァァァァァァァっっっっっ！！！助けててててぇぇぇぇぇぇ！！！！！！」
全神経を込めたこの叫び声を最後に、私は意識を閉じた。
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます！応援していると言われてとても嬉しいです！ (1月31日 6時) (
レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！応援してます！ (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。１日１更新以上頑張ります！ (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます！ (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんごはん | 作成日時：2024年1月26日 17時
