こんな生活おかしいです［半間修二］

＿ホテル ページ48

久しぶりに1人になった気がする。

いつも私の隣には半間くんが居たから。

1人っきりの部屋はやけに広く感じた。

ケータイを手に取り電源を入れようと思ったが

『あれ切れてる…』

充電が切れていたようだった。

そういえばカバンには充電器も入っていた。

多分相当前に入れてほったらかしにしてたんだろう

＿ホテルのコンセントに充電器を差す。

そしてスマホに充電器を差す。

するとパッと画面が明るくなり、数十秒経つとホーム画面が表示された。

『ん…え！？！？』

そこには沢山のメールと5件の不在着信が表示されていた。

メールを開くと半間くんからのメッセージで埋めつくされていた。


＜どこいんだよAちゃんよぉ＞

＜俺から逃げれると思ってんの？＞

＜怒ってんの？俺なんか悪いことしたか？＞

…半間くんは浮気する事を悪いとすら思ってなかったってこと？

余計に悲しくなった。

『んぐ…』

そんな時電話がかかってきた。相手は勿論半間くんだった。

別れ話でもするのかね？まぁいいや…

諦めの意味を込めて応答ボタンを押した。

＿電話→←＿誰

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