守りたいものがあるからこそ【REBORN：日常編】 (ページ2)

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日常その1 ページ2

最近、学校ではこの話で持ち切りになっていた。

「なぁ、あのダメツナが持田先輩を倒したって未だに信じられないよな」

「ね！それに、バレーの時も！後、最近、転入してきた獄寺くんや山本くんとも一緒にいること多いよね～」

「沢田、綱吉くん…」

1ｰA

1年間お世話になるクラス。

ドアを開けると、視線の先には朝持ち切りになっている、重力ヘアーの特徴の沢田綱吉と最近このクラスに転入してきた、銀髪の獄寺隼人。

「あっ…辻合くん、おはよう！」
「おはよう。沢田くん凄いな、朝から沢田くんの話で持ち切りだ」
「流石です！十代目！」
「や、やめてよ！獄寺くんっ。あ、あの十代目っていうのは気にしないでね！」
「お、おう…」

流行ってんのか？～代目って言うの。

「おっす！ツナに獄寺、辻合」

朝から爽やか野球少年の山本武。

俺は、並盛に入学してこのクラスになってからは
沢田くん、獄寺くん、山本くん、とは最近一緒にいることが多々ある。

「昔よりはマシだしな…」

「辻合くん？何か言った？」
「ん、なんでもない。それより沢田くんのその髪凄いよな。ワックスでもしてんの？」

「て、てめぇ！十代目になんてことを…っ！」
「入学式からずっと思ってた」
「ワックス…！？入学式から！？もう結構日にちたってるけど！？」
「ははっ、辻合って案外見かけによらず、おもしれーのな」

まぁ、なんとか楽しい日々を送っている。