彼の理想像 ページ22
りょーくんと2人で出かける日。普段はどちらか
といえばボーイッシュな服装なんだけど、女の
子らしい服装にしてみたり、お姉ちゃんから教
わってたナチュラルメイクとかもしてみた。
｢なるべく平常心…平常心…｣
今まで冷静でいたことが、まるで嘘のよう。意
識し始めてからは、見惚れたりしてる…。
R｢…A？…だよね？｣
｢…！うん｣
りょーくんカッコイイ…。少しの間沈黙が訪れる
｢？りょーくん？｣
R｢A…可愛すぎん…？｣
りょーくんは口元を隠して、耳まで真っ赤にし
てる。いつも可愛いけどそれ以上にってこと！
とか言って、可愛い…って褒めてくれた。
｢りょーくんもカッコイイよ！｣
R｢！ありがと！｣
そのあと、りょーくんの車に乗って移動の間に
たくさんお話した。SLHさんの話やアナタシア
さんの話。りょーくんのお話は聞いていて飽き
ない。何より、りょーくんがメンバーの話をす
る時の表情が豊かで…楽しそうだったから。
＿R｢映画とか久々に観たなぁ…｣
初めに2人で映画を見た。あんな大きいスクリー
ンで見るのは初めてだったから楽しかった。
R｢単に俺が見たかったやつだけど…楽しめた？｣
｢もちろん！すごくいいお話だったね…｣
私たちが観たのは恋愛もの。余命が限られてい
る彼女さんと、難聴の彼氏さんの物語。最終的
に彼女さんは亡くなっちゃうんだけど、余命前
日彼氏さんが指輪渡して､結婚しよう｡みたいな｡
｢りょーくん、こういうお話好きなの？｣
R｢うん！現実で起きたら嫌だけどね…笑｣
｢確かに私もやだ…｣
大切な人を失う辛さって想像より辛かったし…。
ましてや余命宣告なんて、余計に辛い…。
R｢…俺は大切な人を守れるような人になりたい｣
りょーくんの瞳は真剣だった。その瞳がとても
綺麗で…思わずじっと見つめる。
R｢ねぇA？お揃い作ろう！｣
｢お揃い？｣
りょーくんに話を聞けば、アクセサリーでお揃
いを作りたい！とのこと。私もアクセサリーは
好きな方だから、単純に嬉しかった。
＿R｢これAのイメージ！！｣
アクセサリーショップで､彼が指さしたのは指輪
｢指輪…確かに綺麗。｣
最終的に2人して気に入ったのは指輪。だから、
りょーくんはピンク。私は黄色。
R｢俺に買わせて？｣
そう言うから甘えてみた。何だかんだもう夜。
最後に行きたいところがあるんだ！って言われ
たから車で向かうことにした。この楽しい時間
はもうすぐで終わる。そう考えると寂しかった｡
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まい(プロフ) - スズッシー@ぽん酢さん» ありがとうございます！今後の展開を楽しみにしていてくださいね！ (2020年3月10日 18時) (
レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
スズッシー@ぽん酢 - 二部おめでとうごさいます！！これからも楽しみにしています。頑張って下さい(｀・∀・´) (2020年3月10日 18時) (レス) id: d2fb250077 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 、さん» 大変申し訳ございませんでした。 (2020年2月25日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
、 - 前も注意されてますね。違反報告しときます (2020年2月25日 16時) (レス) id: 737fb87482 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 何でオリジナルフラグくらいちゃんと外さないんですか？ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 0cc854f385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2020年2月24日 18時
