新しい2人の秘密 ページ21
午後の練習。私は冷静でいることを心がけてい
た。スタジオの扉を開けるとSLHさんがいた。
｢こんにちは。よろしくお願いします｣
R｢Aー！！元気になって良かったー！！｣
りょーくんは、まるで犬のように飛び込んでき
た。それをしらくんが引き剥がす。
｢おかけで元気になったよ、ありがとう！｣
S｢薬とか大丈夫だった？｣
｢あっ、しらくんありがとう｣
私が寝てる時に薬とか届けてくれたのはしらく
んだもんね。しらくんに感謝。ありがたい。
Y｢あん時の白濱必死だったなぁ…笑｣
K｢りょーくんからの電話で焦って出てったしw｣
S｢しゃ、しゃーないやん！｣
しらくん、それだけ思ってくれたってことなん
だろうな。それがしらくんなりの優しさ。
｢それだけ思ってくれたんだね｣
もう1回ありがとうと言えば、しらくんは照れく
さそうに微笑んでいた。あ、可愛い。
K｢…よし！始めるで！｣
R｢俺やばいかもしらん！不安しかない！！｣
Y｢お前はいつもやろwwww｣
｢確かにこの前の夏去りもやばいって｣
Y｢ほらな？いつもやんw｣
R｢Aまで！？悪知恵働かさんといて！？｣
S｢事実やけー仕方ない。｣
R｢えぇ！？｣
K｢www｣
…こうやって、悪ノリみたいなことが出来るのも
SLHさんと出会ったからなんだよね。私…少しは
昔の私よりも前向きになれてるのかな…？
＿｢あー…もう、ごめんなさい。｣
案の定、私は振付ミスが多い。この気持ちに気
づいたのはいいけど、ドキドキしてしまう。恋
って、予想よりはるかに大変なものなんだ…。
Y｢りょーの方がミスってるw｣
R｢それはほんまにごめんって！！｣
りょーくんが床に正座する。それを笑ってみて
いる3人。一緒にいて楽しい。だから私はSLHさ
んが好きなんだなって思った。
R｢3人がそーするならAに教えてもらう！｣
｢へっ…？｣
R｢いいよね？Aー？｣
りょーくんは首を傾げて、私のことを覗き込む｡
近くにある顔が…かっこよくて…意識してしまう
｢う、うん！｣
それから何回も繰り返して、りょーくん以外の
3人はコンビニに何かを買いに行ったみたい。
そのあいだ、2人でひたすら練習していた。けど
りょーくんは動きを止めて、再びこちらを見た｡
R｢ねぇA。今度2人で出かけん？｣
連れて行きたいところがある！って目を輝かせ
て言われたら…私も行きたくなってしまう。
｢うん。いいよ！｣
りょーくんと…2人…楽しみだけど、緊張する…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まい(プロフ) - スズッシー@ぽん酢さん» ありがとうございます！今後の展開を楽しみにしていてくださいね！ (2020年3月10日 18時) (
レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
スズッシー@ぽん酢 - 二部おめでとうごさいます！！これからも楽しみにしています。頑張って下さい(｀・∀・´) (2020年3月10日 18時) (レス) id: d2fb250077 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 、さん» 大変申し訳ございませんでした。 (2020年2月25日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
、 - 前も注意されてますね。違反報告しときます (2020年2月25日 16時) (レス) id: 737fb87482 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 何でオリジナルフラグくらいちゃんと外さないんですか？ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 0cc854f385 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まい | 作成日時：2020年2月24日 18時
