新たな感情 ページ20
＿芝｢え？胸が痛い？｣
私はこの前の出来事を健くんに話してみること
にした。たまたま健くんの午前中の予定が開い
ていたからっていうこともあるけど、私の午後
の予定にはSLHさんとの合同練習が入っている｡
だから、はっきりさせたかったんだと思う。
｢痛い…というか、締め付けられてるみたいな？
でも苦しくはないんだよね…。不思議なくらい｣
芝｢それって、誰に対しての感情？｣
｢…りょーくん。｣
りょーくんの名前を出した途端、健くんはふっ
と笑った。そっかそっかぁ、なんて1人で納得ま
でしている。私からすれば何も分からない。
芝｢それがね、好きって気持ちだよ。｣
｢好き…？｣
芝｢しかもAの好きは、Loveの方。｣
健くんの言っていることでなんとなく察した。
この気持ちが…好きって感情…かぁ。Loveって
ことは、愛してる？だったっけ…？
芝｢自分が一緒に居て楽しかったり、傍にいたい
って思ったり。そんな感じかな…？｣
｢でもそれなら、健くんに対してもそうだよ？｣
芝｢うーん…｣
健くんは困ったように苦笑する。そりゃそうだ｡
こんなこと、普通なら理解していて当たり前。
芝｢likeとLoveの違い…だよね。｣
｢…なるほど、｣
likeの意味は好き。Loveの意味は愛してる。
でもそしたらりょーくんに対してもlike…？
芝｢ある意味likeはGoodだよね。｣
｢Good…かぁ…｣
芝｢Aはダンスに対して良いって思ってる?｣
大きく頷くと、それ！と少し大きな声を出して
満足そうに私の頭を撫でてくれた。
芝｢それは、ダンスが好きだからなのね？｣
｢うん。｣
芝｢りょーくんに対しては少し違うでしょ？｣
…私はダンスが好き。あ、そういうことなのか！
でも確かに違うかもしれない。一緒にいたい…
そばにいてほしい…。りょーくんのことが…
全てを理解した時、自分でも分かるくらいに、
顔が赤くなった気がした。りょーくんのこと…
好きで…愛してるの…？だから…こんな…
芝｢Aは、りょーくんが好きなんだよ。｣
｢…だから、ドキドキ…？するの…？｣
芝｢絶対そうだよ！｣
…どうしよう。このあとの練習…冷静に出来るの
かな…振付とか間違えそう…。
芝｢…A、大好きなんだね。｣
｢大…好き？｣
好きの感情のもっと上？みたいな感じかな…？
芝｢…私もAが大好きだよ。｣
｢私も好きだよ…？｣
健くんは嬉しそうに私に抱きついてきた。好き
って感情を知れて良かったな…。
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まい(プロフ) - スズッシー@ぽん酢さん» ありがとうございます！今後の展開を楽しみにしていてくださいね！ (2020年3月10日 18時) (
レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
スズッシー@ぽん酢 - 二部おめでとうごさいます！！これからも楽しみにしています。頑張って下さい(｀・∀・´) (2020年3月10日 18時) (レス) id: d2fb250077 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 、さん» 大変申し訳ございませんでした。 (2020年2月25日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
、 - 前も注意されてますね。違反報告しときます (2020年2月25日 16時) (レス) id: 737fb87482 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 何でオリジナルフラグくらいちゃんと外さないんですか？ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 0cc854f385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2020年2月24日 18時
