3.はじめまして、双子の弟 ページ3
待って?
「お。おかえり〜」
淳さんと母と、3人でこれからの話をゆっくりしていると。
ガチャリと扉が開いて誰かが入ってきたと思ったら。
「ただいまーありゃ?もういらしてたん」
「邪魔や治ドアの前で立ち止まんなや」
「はじめまして治です」
「侑で〜す」
待って?このイケメン2人、いま、オサムとアツムって言った?
私の弟、オサムとアツム??双子、あ、双子だ、ほんとだ、おんなじ顔……………てか今どっちがどっちって…………
「え!?弟!!?」
「?そうやで、Aちゃん仲良うしたってな」
「え、私が妹なのではなく!?」
「Aちゃん次高3やろ?こいつらの一個うえやで」
一歳しか変わらんのかーーーーーい!!!!!
なんだよなんだよ!可愛がってって言われたからてっきり小学生くらいなのかと……!!
(オイ誰だ今ショタコンつったの。)
一個しか変わらんし身長めちゃくちゃ高いしもう弟じゃないだろこれ!!!!
つーーかめっちゃイケメン!!!
イケメン(もうオサムかアムロかわからん)はずんずんと私の方に近づいてきた。
いや近いし、顔めっちゃ見るやん。怖い。なにその至近距離。
「へー俺らの新しいオネエチャン?」
「可愛ええやん、オネエチャンには見えんけど」
「A、こんな男前な弟が二人もできて幸せね」
「は、はい……有り難き幸せ………」
お母さん。私が欲しかったのはちっちゃくて可愛い弟って言いませんでしたっけ。
ちっちゃくもないしなんか可愛くもないんすけど。
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作者名:- | 作成日時:2020年3月13日 22時