【魔入間】カーネーションの花束を。【短編集】

【ストロベリー・ナイトメア】２ ページ13

「入間くん。大丈夫？」

心配そうにおじいちゃんが顔を覗き込む。

「大丈夫です」

身体がだるく、横になったまま返事をする。

「本当は傍に居てあげたいんだけど」

「今日は重要な会議があるので学校に行って頂かないと困ります」

入間様の看病は私がしますので、早く学校に行ってください。
ほぼ、追い出すような形でオペラさんがおじいちゃんを部屋からだす。

その後、テキパキと濡れタオルを替えたり、お粥を食べさせてくれていたが、暫くすると何かを見つけたのか「あ。」と声を出した。

「すみません。サリバン様の忘れ物を届けに行ってきます。なるべく早く戻りますので」

申し訳なさそうに部屋を出ていくオペラさんを見送り横になる。

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ラッキー使い魔（魔獣、精霊等出ます）

ケルピー

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