メッセージ ページ5
中々働かない頭をどうにか動かしながら午前中は仕事をした
リサ:A！お昼に行こう！
A:えっ！もうお昼？
リサに声をかけられ
時計を見ると
12時を回ってる
A:本当だ…。今日は私はいいや…
リサ:なんで？あっ！まさか彼氏に確認するの？
A:…うん。すぐに返事来るかは分からないけど、確認してみようかな…
リサ:分かった……。コンビニで何か買ってきてあげるよ
A:ありがとう。
リサは他の社員とランチへ向かった
A:ふぅ〜…
窓から外を見てみると
天気がすごくいい
私は自動販売機でコーヒーを買い
屋上へ
天気もよくて
気温もちょうどいいからか
お弁当持参の人達が何人か
屋上で食べている
リサがSUPER JUNIORなんてグループを知らなかったら
私はずっと知らなかったのかなぁ…
まだ、ウニョクがSUPER JUNIORって決まった訳じゃない
似ているだけかもしれない
そう思いたい私がいる
だって
いきなり、はい彼氏は芸能人です
なんて、私には遠い世界の話だ
慣れない日本語で
嫌味のない笑顔で
優しい声で
もしSUPER JUNIORだったなら
失ってしまうかもしれない大好きな人
ウニョクってSUPER JUNIORなの？
この一言が中々送れないでいた
案外
「ええ？違うよ」
って、あっさり返事がくるかもしれない
でも
「そうだよ。」
って、来たら？
ずっとそんな事をグルグル考えてしまう
もし
もしも
SUPER JUNIORだったら私はどうするんだろう
元々芸能人なんて分からない私だからそのまま変化なく付き合える？
それともスターな一面を知って、私にはもったいないって別れる？
いや、SUPER JUNIORでも勉強してウニョクを支える？
A:はぁ〜…。悩んだって仕方ないか…
私は覚悟を決めて
メッセージを送ることに
「お疲れ様。今お昼の休憩だよ。あのね…変なこと聞いちゃうけど…私の勘違いだと思うんだけど…。ウニョクって…SUPER JUNIORってK-PoPグループで活動してるの？そっくりな人なだけだよね？」
A:よし、送信っと…
勇気を出して
送信したと同時に
リサ:いたいた！ここだったんだね！はい！サラダとおにぎり！
リサがランチから戻ってきた
リサ:送った？
A:うん…今。
リサ:そっか…まぁ、今はお昼食べな！
そう言うと
私を一人にしてくれた
ウニョクから返事いつくるかなぁ…
なんて返事がくるんだろう…
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月20日 3時
