返事 ページ6
昼休みに返事が来ることはなかった
既読にもならなかった
取り敢えず
勇気を出して昼休みにメッセージを送ったからか
午後からは変に悩むことはなく仕事に集中出来た
リサ:タイムカード押す?
A:押してぇ!
ギリギリ定時内に仕事を無事に終わらせることができ
リサと一緒に退社できた
リサ:飲みに行こうか?
一人で家に居ても
色々考えるだけだから
A:そうだね!
リサと行きつけの居酒屋に
リサ:返事はまだないの?
A:うん…既読にもならないしね
リサはビール
私はチューハイ片手に
リサ:待ってよ…えっと…確か今日はタイだよ!
A:お薦めの刺身?
リサ:違うわ!ウニョクたち!今日はタイで仕事なはず!ほら!
そういうと
出国!的な感じでファンの人のブログを見せてきた
A:タイに行くとか聞いてないから、やっぱりそっくりウニョクさんなんじゃないのかなぁ?
ちょうどきた熱々の揚げたて唐揚げにレモンを絞る
リサ:…まぁ、返事が来たら分かるからね!
私はスマホをテーブルに出したまま
一時間程経とうとした時だろうか
A:あっ!ウニョクから返事が来た
リサ:えっ!何だって?!
A:まだ開いてないから!
ある意味私より食い付いてくる
A:開くからね…
私はドキドキと今まで経験したことのない緊張感が
A:…………。
リサ:……A?
私は無言でリサにスマホを渡す
リサ:いいの?
コクリと頷くしかなかった
リサ:うわぁ…。はい、返す。
ウニョクから来たメッセージには
「お疲れ様。返事遅くなってごめんね。バタバタしてた!SUPER JUNIORのウニョクかって?誰かに聞いたの?僕から言いたかったのに」
って…
リサ:やっぱりだったね。
A:SUPER JUNIOR…
私は返ってきたスマホで
SUPER JUNIORを検索した
リサ:いっぱい、サイトや写真あるでしょ?
A:ある。
リサ:音楽も中毒性あるよ!
ニヤニヤしながら言ってくる
A:返事しなきゃ
「親友がウニョクの写メを見て…これ彼氏じゃないよね?ってSUPER JUNIORの写メを見せてくれたの。SUPER JUNIORなんだね…」
リサ:楽しくなってきたぁ!!
リサの瞳がキラキラしだした
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作者名:優勇 | 作成日時:2020年1月20日 3時