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英雄なんていないと言う人は救われた事が無い人 ページ13

するとAは銀時を見て、

「あなたを狙ったのは、そう依頼された。多分、あなたに身内とかを殺された人なんだと思う。あなた以外にも色々頼まれた」


そう呟いた



「依頼…?」

銀時は少し驚いて聞いた


「うん。けど、なんだかあなた方を見てるととても……心臓が…何て言うの、こう……」



「それが、苦しいって感情だバカ」


そこには真選組と話していた永風が。




「くる、しい……?」



「そして同時に悲しんでんな」


「かなしんで?そんなの、ないよ」




「否定してる癖に随分醜い面になったな」



「オイお前ら車(パトカー)来たから乗れ。万事屋、テメーらも送ってく」



「おっどうした?多串君、頭打ったのか?」


「誰が多串君だコラ。犠牲者出したっていいんだぞ、それも銀髪天パのな」



「逃げる気満々ですねィモブ」←Aは逃げようとしていない



「これ、なんて感情?凄く、殴りたい」


「それは怒りだな」←



永風は妹の遺体が入った大きめの箱を持った



「海野、乗れ」


Aは大人しく土方のいるパトカーに乗り、神楽と新八も続けて乗る


永風は沖田と銀時と共に2台目のパトカーに乗った

感情がない子供には手を差し伸べてやれ→←ヒーローは遅れて来るって言うけれどヒーローじゃなくて味方でしょ



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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