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そんな事…




言ってる場合ですか…!?

沢村「先輩…死なないで下さい!」


貴方「こんなんで、僕はしな…ねぇ…よ…」



春樹「うぉらっ!」


航暉「絶対にユルサナイ!」


春樹先輩と航暉先輩が暴れ始めた…



貴方「んっ…」


沢村「無理しないで下さい!!立ったら…」


フラフラな先輩が心配どころか…


俺も付いてく…



向かう先には…っ!?





もしかして…先輩…






マネージャーさんを助けに…!



御幸Side〜


(人1)が、沢村を庇って撃たれた…




バッカじゃねーの…?



俺等…いつも、助けられてばっかりじゃねーか




男なのに…


みっともねぇ…。



このまま、何も出来ずに死ぬ訳にはいかねぇーよ!!



御幸「たまるかよ…。」


不良「あぁ?((グホォ!」(ドサッ


思い切り殴る…


御幸「倉持…!」

倉持「御幸…か…」


なんだよ 苦笑

俺じゃ不満か??


御幸「立てるか」

手を差し出す

パチッ


倉持「こんな所でヘコんで何が野球部だ…。俺等、このまま甲子園行かずに野球を切り離す訳にはいかねぇーんだよ」


倉持…。

御幸「やっぱお前、おもしれぇーな!」


はっはっはーと笑いながら、降谷と弟君の所へ向かう


御幸「降谷…」

降谷「御幸…先輩…」

春市「御幸先輩、倉持先輩…傷が…!」

倉持「(人1)に比べたら、チョロイもんだぜ」

御幸「傷なんてどうでもいい。このまま野球出来なくなったら、俺はやだ…。まだ野球は続けたい。だから、不良達に勝って青道高校を救うんだ…!」


「「!!はい!」」


倉持「!?りょ、亮さん…?亮さん!!」

亮介「倉持…ゴホッ…春市は無事なんだね。降谷も…」


春市「兄貴っ…!」

御幸「亮さん、他の3年生は?」


亮介「伊佐敷と哲とクリスはあっちに居るよ」

御幸「倉持。お前は亮さんの側に居ろ」


倉持「…わかった」


その言葉だけ残して、哲さん達の元へ走って行った


御幸「哲さん!!」

結城「…っ?御幸か…?」


御幸「て…哲…さん…」

ダメだ…


今泣くな…



哲さんの方がすげぇ傷が深くて辛いのに、


傷の浅い俺が泣くな…


結城「どうした?御幸…」

純「お前…涙目になってるぞ?」

クリス「お前達は大丈夫なのか…」


御幸「(ブワッ」


ダメだ…涙が…


純「お、おい!御幸!?お前、らしくねーぞ!?ってか泣くなよお前ぇ!」

御幸「無理です…グズッ…すいません…何も出来なくて…(人1)を守れなくて…」


結城「1人で背追い込むな」

ポン

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作者名:成瀬紘 x他1人 | 作成日時:2015年1月18日 7時

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