忍たま達に色々な事してみた！７

続き ページ48

久々知兵助


「死なないでよ！ねぇ！」

口から血を吐き

苦しそうに胸を抑える貴方

医師のところへ連れて行くが

貴方が目覚める事はなかった






尾浜勘右衛門


「出会った頃を思い出すね」

空を眺め

“懐かし〜”と思い出に浸る

笑ったり泣いたり色々な事があった

いつまでも笑い合っていたいね






竹谷八左ヱ門


「なんか結婚前の言葉みたい」

彼の手を握り

そんな事を言うものだから

彼は少し恥ずかしそうにはにかんだ

“もう少し俺が大人になったら、いつかは、な”






不破雷蔵


「生まれ変わってもまた一緒がいいね」

消え行く貴方に

彼は優しく笑う

今度は殺しなんてない平和な時代に生まれたいね

貴方の手は力なく落ちた






鉢屋三郎


「……なんか隠してるな？」

貴方の言葉に

疑問を抱く彼

だが深く詮索する事はなかった

“お前がそれを望むなら……”






潮江文次郎


「あぁ……お前との思い出は絶対に忘れない」

貴方の綺麗な指から

血が滴り落ちる

微笑み消えた貴方に

彼は声を殺し泣いた






立花仙蔵


「お前を好きになれてよかった」

彼は貴方の頬を撫で

そっとキスをする

恥ずかしそうに俯く貴方の手を

彼は強く握った

この手は絶対に離さない






七松小平太


「私も会えてよかった！これからもよろしくな！」

ニカッと笑う彼に

貴方もつられて笑顔になる

彼に出会えたからこそ

今の貴方がある

ずっとずっと好きだよ







中在家長次


「っ……あぁ」

貴方はそう言うと

手に持っていたハナニラの花を渡す

彼はその花を受け取ると

悲しそうに微笑んだ

ハナニラの花言葉＿＿＿悲しい別れ







食満留三郎


「……どこかに行ったりしないよな？」

貴方の腕を掴み

不安そうな顔を浮かべる

彼の手に自分の手を重ね

大丈夫、どこにも行かないと答えると

彼は貴方を抱きしめた







善法寺伊作


「僕と出会ってくれて、恋人になってくれてありがとう」

意識が薄れる中

小さな声でそう伝えると

彼は涙を零しながら

笑顔を見せた

……最後に彼の笑顔が見れてよかった

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