忍たま達に色々な事してみた！７

自分が化け物だと知った夢主がある日姿を消してみた (上級生) ページ35

【日向夏様リクエスト】

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平滝夜叉丸


「化け物だろうと私が愛した人に変わりはない」

泥だらけの彼の忍服

色んなところを探してくれたのだろう

彼は獣化する貴方の頬を撫で

ふっと微笑んだ






綾部喜八郎


「何してるの、帰るよ」

貴方の手を引こうとする彼

だが貴方はその手を振り払う

蹲り帰ろうとしない貴方に

“僕はAが傍にいないとやだ”そう言った






田村三木ヱ門


「それでも好きだ」

貴方は姿を消す直前

彼に短い手紙を書いた

ありがとう、好きだった人

私は化け物だから、さよならしなきゃ

彼は手紙を握り締めただただ泣いた






浜守一郎


「自慢の彼女だな」

強くて可愛いくて

心の優しい貴方

彼はニカッと笑い

貴方の頭を撫でた






斉藤タカ丸


「嫌いになるわけないでしょ」

顔の半分が

醜い化け物と化してしまった貴方を

それでも愛す彼は

貴方の魔法にかかってしまったのだろうか






久々知兵助


「怖かったな」

自分自身に怯える貴方を

優しく抱き締めてくれる彼

目から1度溢れた涙は止まる事を知らず

彼の肩に染みをつくる






尾浜勘右衛門


「何か耳とか生えたりしないのか？」

辛い雰囲気を壊すように

彼は明るく問かける

貴方は怖くなんかない

“綺麗な目してるな”






竹谷八左ヱ門


「大丈夫、帰ろう」

貴方に手を差し伸べるが

その手を取る事なく

俯き続ける貴方

“じゃ俺もここにいる”






不破雷蔵


「みんな心配してるよ」

“もちろん僕も心配した”

と貴方の前に屈む

涙でぐちゃぐちゃになった貴方の顔を

彼は親指で拭い微笑む

“ずっと傍にいるよ”






鉢屋三郎


「あいつの行きそうな場所は……」

学園を飛び出し

貴方が行きそうな場所を

探し回る彼

“俺…なんかしちゃった、のか？”

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