忍たま達に色々な事してみた！６

続き ページ14

潮江文次郎


「あいつ……いつまでそうしてる、前を向け」

彼は貴方の想い人を知っている

だからこそ貴方の悲しむ顔を見るのは

とても辛いのだ

それでも前を向けという彼は

本当に強い人だ






立花仙蔵


「慰めじゃない、私は本気だ」

彼は貴方の目をしっかりと見据え

そう言った

貴方の瞳が微かに揺らぐ

貴方の答えは？






七松小平太


「私はAが好きだ！」

これは慰めか

それとも彼の素直な気持ちなのか

どちらにせよ彼の言葉が

貴方の胸に突き刺さったのに変わりはない






中在家長次


「お前は十分優しいやつだ」

相手のタイプは優しい人

しかし失恋してしまった貴方は

自分が優しくないのだと思ってしまう

貴方は相手の気遣いも出来て

とっても優しい人ですよ






食満留三郎


「いつになったら俺の気持ちに気づいてくれんだよ」

彼に慰められ

ありがとうと笑顔で去る貴方

彼は悲しそうに下唇を噛み

顔を自分の膝に埋めた






善法寺伊作


「顔洗ってきな」

彼に言われ

涙に濡れた顔を洗い流す

彼ははぁとため息を吐き

“好きだよ、今でも……”そう呟いた






黄昏甚兵衛


「そいつの事など忘れさせてやる」

耳元で囁く彼に

思わずドキッと胸が跳ねる

“なんてな”彼は貴方の頭に手を置き

ふっと笑った






雑渡昆奈門


「私がもらってあげようか？」

突然そんな事を言い出した彼

驚く貴方の目には

真剣な顔の彼が映った

“結構恥ずかしいな……///”






諸泉尊奈門


「そんな事言うなよ」

こんな事になるなら恋なんてと

涙を流す貴方

そんな貴方の頬を優しく包み

彼は俯きながらそう言った

“私はお前に恋をしてよかったと思っている”






山本陣内


「きっとそいつはお前の良さをわかってなかったんだよ」

貴方を傍でずっと見てきた彼

相手は会って間もない青年

貴方の事を理解してくれているのは彼だけ

それに貴方は気づいていなかった

いつか彼の想いが届きますように






高坂陣内左衛門


「私を見てくれ」

情けないのはわかっている

だがこれ以上貴方の悲しむ顔を見たくない

“私が必ずお前を守る”

そう言ってくれた彼は誰よりもかっこよかった

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