忍たま達に色々な事してみた！11

続き ページ6

黄昏甚兵衛
「何も怯える必要はない」

悲しさや虚しさで今にも押し潰されてしまいそう

今すぐにでもすくい上げてほしい

そんな時彼が貴方に手を差し出しそう言った

あぁ、彼が私の光だったんだ

伸ばした手が彼の手を強く握った





雑渡昆奈門
「ちゃんと前向けてるじゃん」

先に進めないと立ち尽くしていた貴方だったが

どうやら既に前を向いて歩いていたらしい

自分には何ができるか、その答えを探し求める事が

1歩踏み出した証なのだ





諸泉尊奈門
「お前の意思、ちゃんと伝わった」

褒めてほしい、こんな歳にもなって情けない

もういっその事諦めてしまいたい

だけどまだやれるから、自分はまたまだこれからだから

そんな思いを歌に乗せて吐き出す

ちゃんと届いてたみたいですよ





山本陣内
「ここにいたのか……」

青すぎる空を丘に寝そべり眺めていた

最近失敗ばっかりだ、こんな忍者きっと必要ないんだろうな

なんて自分で言っときながら泣きそうになる

だが彼は“それがお前だろ”と肯定した

失敗なんて誰にだってある、その失敗を乗り越えた先に掴みたかった光があるさ





高坂陣内左衛門
「お前は私にないものを全て持っている」

人間は皆様々、姿かたちも違ければ

持っているモノだって違う

貴方にないモノは俺が、俺にないモノは貴方が

そうやって支え合えばいつしか幸せは必ず掴める

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