忍たま達に色々な事してみた！11

下級生達を庇い大怪我してみた (5年) ページ13

ゆっち様リクエスト

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久々知兵助
「くそっ、逃げるぞ！」

まだ経験の薄い下級生に腕から血を流す貴方

ニタニタと笑う敵は彼1人では到底適わない

貴方を抱き抱え下級生にそう叫ぶ

腕の中で苦しそうな声をあげる貴方に

彼は自分の不甲斐なさに嘆いた

“……ごめん、ごめんな”





尾浜勘右衛門
「無茶して……」

敵は何とか倒したものの

足に重傷を負い立つ事も出来ない貴方

貴方の横で大泣きする下級生を慰め

傷に響かないよう貴方を背負う

“帰ったら手当てと説教だからな……”





竹谷八左ヱ門
「……ありがとな」

下級生に手を出そうとする敵

それにいち早く気付いた彼だったが、距離が遠く間に合わない

そんな時1番近くにいた貴方が咄嗟に下級生を庇った

漸く追い付いた彼が敵を倒し貴方に急いで駆け寄る

下級生は守れたが貴方は大怪我で動けそうにない

“俺、もっと強くなる……”





不破雷蔵
「止血しなきゃ」

1人仕留め満足したのか敵は森の中に消え

下級生と貴方と彼がその場に残された

下級生を庇った貴方からは血がドクドクと流れ止まらない

最悪な予感が頭に過ぎりながらも応急処置をする

“大丈夫、大丈夫だから”





鉢屋三郎
「死ぬなよ！」

敵からの攻撃は思ったよりも重く、息が苦しい

腰が抜け泣いてしまった下級生と貴方を抱え、急いで学園へと戻る

傷は塞がったが痕はくっきりと残ってしまった

未だ鼻をすすり泣く下級生に大丈夫と言い聞かせ

貴方を優しく抱きしめた

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