歌 ページ3
司会「次は雨桜Aちゃんです!緊張してない?大丈夫?」
A「大丈夫です、ありがとうございます」
始まる
私の時間
司会「なら良かった。それでは雨桜Aで『私にも見せて』」
〜歌〜
『遠くに揺らめく陽炎
私とあなたを優しく包もうとする
だけどあなたは
私にその全てを預けてはくれない
何度もあなたに言うの
私を好きなの?愛してるの?
そしてあなたは言う
愛してるよ
それはホント?
Ah
恋はいつか消える
それはいつですか?
私はそれが怖いの
あなたが私から離れてしまうことが
それでも今日も笑うわ
あなたが好きよと
だからあなたの全てを私にも見せて
いつか消える恋なら今すぐに諦めさせて
恋は苦しいもの
それは辛すぎるわ
あなたを愛してる
ただそれだけなの
だけどそれももう疲れてしまった
ねえ今日は誰と会ったの?
あなたは私を置いて
消えてしまうのね
Ah
私にも本当の笑顔を見せて
1度でいいから』
パチパチパチ
今日もたくさんの拍手
良かった
失敗はしなかった
司会「いやーやっぱり恋愛ソングでは右に出るものはいないね〜」
A「いえ、そんなことないですよ」
司会「来週も来てね」
A「はい、出られるように頑張ります!」
司会「可愛いなぁ」
次の人は…お通か…
司会「続いてはお通ちゃーん!待ってたよ〜」
誰にでも同じこと言うんだなぁ
でも、お通の方が好きなんだろうなぁ
お通「みんなー待っててくれたー?これから歌うからちゃんと聞かないとダメだぞうさんの鼻ー!」
凄いなぁお通は
私はあんなこと絶対にできない
ノリがいいのはテレビでは好かれる
私はテレビには不向き
私はこの世界を続けていいのだろうか
マネージャー「いや〜今日も良かったよ!これから仕事入ってるから急いで着替えて!」
A「ありがとうございます。分かりました」
私が働かないとこの人たちは上の人に怒られるんだろうなぁ
だとしたら辞められない
はぁ疲れた
眠りたい
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作者名:風凛 | 作成日時:2019年2月12日 2時