プレゼント ページ42
妙「お待たせ、さぁ行きましょうか」
A「はい…あの、総悟はダメなんですか？」
総悟が一緒にお茶したいと言うのでお妙さんに聞いてみた
その結果
妙「ダメです」
と、メールで返ってきた
妙「あたりまえでしょ？女子の話に男子は不要よ」
A「はぁ」
妙「まずは、服ね」
A「服？！もしかして買うんですか？私、そんなお金ないです！」
妙「大丈夫よ！さぁ行きましょう！」
マジですか
店「いらっしゃいませー」
妙「この子に似合う着物をお願いできますか？」
店「分かりました」
そう言って店員さんは着物を選びに行った
えー？私、本当にお金ないよ〜
店「これなんかどうでしょう？」
妙「いいわね、Aちゃん着てみて？」
A「え？わ、分かりました」
着ることになってるけど、私は買わないからね！
5分後
妙・店「っ！」
似合わないんでしょ？分かってるよ。だからヤだったのに
妙「Aちゃん、落ち着いて聞いてね。すごく似合ってるわ！」
A「へ？に、似合ってる？」
え？いや、さっきの喋り出しだと似合ってない的な雰囲気だったよね？
店「こちらでいいと思います！」
いやいやいや、買わせるためならなんでもするのか店員さん！
妙「これをください」
A「え？ちょ、お妙さん」
妙「そのまま着ていくので」
店「かしこまりました」
はぁーーー？いやいやいや
人の話を聞いて！お願い！
A「お妙さん！私は買わな」
妙「あなたは買わないわよ？私があなたにプレゼントするんだもの」
え？
A「いやいやいや！それはもっとマズい！お妙さんにお金を払わせるなんてできないですよ！」
妙「えー？だって似合ってるし、私なりのお近づきの証だと思ってよ」
そんな事言われても
昨日初めて会ったんだよ？そんな人に着物をプレゼントできますか？！
私は無理！
店「ありがとうございましたー」
で結局、買ってもらってしまった
A「あの、今は無理ですけどあとで必ずお金は返しますから」
妙「いいのよ、そんな。私がしたくてしたことなんだから。それに、似合ってるんだものそれでいいじゃない。さぁ、カフェに行きましょう」
A「ありがとうございます」
妙「いいえ」
カフェは安いかな？私が払わないと
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作者名：風凛 | 作成日時：2019年1月15日 20時
