挨拶 ページ17
私たちはその後屯所に戻った
隊士「Aちゃん！いらっしゃい！」
パン！パパン！
あちらこちらで鳴るクラッカーの音
笑顔で迎えてくれる隊士さんたち
あぁ幸せ
A「ありがとうございます！これからよろしくお願いします！」
最初、この世界に来た時はどうしようかと思った
でも、銀時にお登勢さん、キャサリン、たまさん、
真選組の皆さんに会えて
私は幸せものなんだと感じた
隊士「Aちゃーん！お酒持ってきてー」
A「はーい！」
隊士「Aちゃーん！可愛いねー」
A「あ、ありがとうございます///」
隊士「か、可愛いーー！」
近「盛り上がってるなぁ」
沖「あんな雌豚のどこがいいんでぃ」
土「てめぇは飲む量を控えろ！」
休んでる暇がない
それでも楽しいと思える
笑っていられる
隊士「Aちゃーん！踊ってー」
A「え？お、踊り？！」
隊士「それいいなーねぇ踊ってー」
A「え、で、でも」
隊士「三味線は俺がやるぜ」
隊士「なら歌は俺な」
え？なんか勝手に決まってるけど
私、踊りなんて踊れないよぉ
それに、この時代の音楽なんて分からないし
隊士「音楽に合わせて踊ればいいから」
A「は、はぁ」
それから三味線と歌が始まり
私は恥ずかしいのを我慢して踊った
近「綺麗だなぁ」
沖「あれくらいどこにでもいまさぁ」
土「でも真選組にはいねぇだろ」
音楽が止んだ
それに合わせて私も止まる
パチパチパチ
え？拍手？
隊士「Aちゃん！すごい綺麗だった！舞姫様がいるかと思ったよ」
隊士「違う違う。天女様だろ？」
隊士「そうだった」
あはははは
楽しんで貰えたのかな？
それならいいんだけど
こうして楽しい時間は過ぎていった
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作者名：風凛 | 作成日時：2019年1月15日 20時
