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お別れ ページ16

土「そろそろ行くか」

A「はい!」


私はお団子を持って土方さんと万事屋へ向かっている

なんと、二人っきり!

なんて最高の時間なんだろう


土「団子は何味なんだ?」

A「えっとみたらしと3色とあんこです」

土「間違いねぇな」


キャー

カッコよすぎ!


土「なぁ。おまえのいた世界では、将軍様は誰なんだ?真選組はあるか?江戸や、歌舞伎町はどうなってる?」


え?しょ、将軍様?真選組?歌舞伎町?

待って。実際にはこの世界は空知さんによって作り出された世界で私たちの国とは関係ないなんて言えないー!

で、でも答えられることだけでも答えよう


A「将軍様はいないです。天皇様は国の象徴で内閣総理大臣がトップとなって政治をしています。真選組は、警察としてならありますよ。日本全国に屯所のようなところがあって、いつも私たちを見守ってくれています。江戸は東京になりました。日本の中心です。歌舞伎町は、そのまま歌舞伎町として残ってますよ」

土「随分長かったな」

A「あ!ご、ごめんなさい!」

土「いや、いい。でも、真選組があるならそれでいい」


なんか悲しい感じがする


土「着いたぞ」


ピンポーン


銀「あーい、どちら様?って、A!良かったぁー無事かー?変なことされてないかー?」

A「だ、大丈夫です。あのそれで、今日は」

土「これからこいつは真選組の屯所に住むことになった。だから礼をしに来た」

銀「はぁ?なんで真選組に住むの?意味わかんねぇんですけどぉ?マヨネーズばっか食ってて頭イカれたんじゃねぇの?」

土「あぁん?てめぇこそ糖分ばっかで思考力が低下してんじゃねぇか?」

銀「んだとコノヤロー」


また始まった

会うとすぐに喧嘩する2人

本当に


A「仲がいいんですね」

銀・土「はぁ?んなわけねぇだろ」


ほら、またハモってる


A「銀さん、私、やっぱり警察の迷惑にならないといけないの。でも、必ず頻繁に会いに行きます!だから、待っててくれますか?」

銀「もちろんだよ!屯所がいやになったらいつでもおいで!その時は何がなんでも守ってやるからな」

土「はいはい、そろそろお別れだー挨拶しとけー」

銀「てめぇ!いいよなー毎日会えるやつはよー」

A「あ、そうだ銀さん。お礼にっていってもそんなに高級なものじゃないけど、お団子15本買ってきたから、3人で仲良くわけてね」

銀「ありがとう〜!A〜大好きだ〜」

A「ありがとう」

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作者名:風凛 | 作成日時:2019年1月15日 20時

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