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あれから数ヶ月。


食道に咲いている花が小さくなり、取り出せるということなので緊急で手術することになった。




たまたま家での撮影しかなかった今日。
本当にタイミングがよかった



『でもいきなりって、心の準備っつーもんが……』


ンダホ「まあまあ!もう薬も飲まなくていいってことだから頑張っといで?」




マサイが一緒にきてくれる予定だったが「すまん、体調不良」と家にもあがらせてもらえなかった為、ダホに急遽きてもらった。



いや、病院くらい一人で行けよって思ってるそこの君!


……流石に手術がいきなり決まったら、一人でも不安なんだぜ。




医者「おはようございます、早速ですが今日の手術の流れを一通り説明しますね」



お医者さんを見ると、ドラマで見るような青い服やマスクをつけているのかと思っていたら
全然そんなことはなく、いつもの白衣を着ていた。


ってそんなこと関係ねえか


手術って言っても、本当に短時間で終わるらしく(花を取るだけだから)最高でも1時間半らしい。


麻酔は使わず、器具を使って引っこ抜くんだと


医者「では、こちらの部屋に移動になります」

ンダホ「あ!よろしくお願いします〜」


「頑張ってね〜!」というダホの明るい声に送り出され、手を挙げた俺は手術に向かった。


_______________________

ンダホside


内心怖いだろうな〜と思いながら、シルクに声をかけた数十分後。


一番最初にお医者さんが出てきた。


その手に握られてたのは摘出した“青い薔薇”。


医者「無事成功しました。
そして希望通りに、今まで棘で傷ついた食道も綺麗に消毒して治しておきました」


『本当にありがとうございます!ご丁寧に薔薇まで……』


医者「実際、これよりも数倍大きかったと思うと私たちも鳥肌がたちますよw
それに手術していて、なぜ彼に“青い薔薇”が咲いたのか分かりました」


『その理由って……?』


医者「青い薔薇の花言葉って“奇跡”という花言葉なんですよ。



ではなぜ“奇跡”なのか。



それは彼が体質的に病気に感染するような人間ではないということです」




『じゃあそんなシルクが病気になったのは……』





医者「ある意味で“奇跡”が起きたのかと」






そんな話をしているうちにシルクが手術室から出てきてニカッと笑った。






生き生きとしたすっきりした笑顔で。







『おかえり!シルク!』









end.....?

おまけ→←***



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カイ - 感動してます。更新待ってます! (2020年1月11日 20時) (レス) id: 7192b6431b (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - エイジくんの話…書いてくれてありがとうございます… (2019年2月2日 20時) (レス) id: 5083d910a8 (このIDを非表示/違反報告)
?ひまわり?(プロフ) - えいちゃんの話・・・(´TωT`)書いてもらえて嬉しかったです。感動です (2019年1月30日 20時) (レス) id: 19333092ac (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ@三度目の正直(プロフ) - エイちゃんの話、感動です(´;ω;`)書いてくれてありがとうございます。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: b1133c30ec (このIDを非表示/違反報告)
琳寧冬月(プロフ) - 続き読みたいです!頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 9d24b8e5ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てぃろ | 作成日時:2017年7月17日 9時

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