第87話 ↓ ページ42
その言葉が許せなくて、引き金を引こうとした私の代わりにオリバーが敵を撃ってくれた。
それでも敵は生きていてどうしようかと思っていると、突如鬼が現れた。
運がいいことに私たちのことは見向きもせず、敵の方へ向かい食い始めた。
私たちはその隙に身を隠していた場所へ戻った。
戻ってきて、隠れていたみんなに仲間の死を告げるとジリアンが泣き叫んだ。
それにつられるかのようにみんなが一斉に泣き出した。
守ることができなかった自分が許せない!!!
暫く泣いたあと、あたりの詮索を始めた。
レイが監視カメラつきのフクロウの存在に気づきこれからのことについて話し合う。
そんな時、控えめに手を挙げたのはアンナだった。
ア「ね、ねぇ・・・ラウラの姿がさっきから見当たらないんだけど、誰か知らない?」
その言葉に私とレイが同時にあたりを見渡す。
アンナの言う通り、ラウラはどこにもいなくて嫌な予感かする。
いつからいなかった?
少なくとも子どもたちの人数を数えてくれたのはラウラだし、敵を倒しに行った時はちゃんと隣にいた。
まさか、私たちの気づかない間に殺された?
バッとレイを見ると私と同じ考えだったようで、私たちは同時に駆け出す。
後ろからなにか聞こえるが、それを無視して危険だが先程戦っていたところまで引き返した。
幸い鬼はもう居なくて安心して探すことが出来そうだ。
いくら探しても他の子たちの死体は見つけることが出来たが、ラウラの姿がない。
ラウラは、ハウスの秘密を知った時その持ち前の明るさで私たちを励ましてくれた。
自分だって十分辛かった筈なのに、震える私とノーマンの体を抱きしめてくれた。
脱獄をする前まで、逆にママやシスターを探ってくれたりしてラウラがいなきゃ絶対ハウスを出ることはできなかった。
ノーマンに、ラウラのことよろしくって言われたのに、守るって約束したのに・・・!!!
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オン眉 - リクエスト答えてくれてありがとうございましした。とても面白かったです。パート3も見ます!頑張ってください!! (2019年5月1日 18時) (レス) id: 82892bbe16 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - しゅかさん、コメントありがとうございます!シリーズ2回も見てくれたなんて・・本当に感謝しかないです!ありがとうございました!! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 冬にアイス2個食べるさん、2回も確認してくれているなんてとても嬉しいです!これからも見て貰えるとありがたいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 7214さんコメントありがとうございます!自己満足で作っている話をそう言って貰えてすごく嬉しいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!そう言って貰えてとても励みになってます! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年4月13日 17時