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第63話 ページ18

痛みが少しずつ引いてきて、だんだんと状況把握出来るようになってきた。









私の腹の上には沖田さんが跨っており、両手首は頭の横で固定されている。

所詮、床ドンというやつだ。









しかし、今のこと状態は少女漫画のようなロマンティックなものではない。




沖田さんはギラギラとまるで獲物を狙うような目で私を見下ろしている。









とりあえず私は沖田さんから目を離し周りを確認する。









視界の端にこちらを見下ろしている近藤さんと土方さんが見えた。









見てないで助けてくださいよ









そう言おうとして口を開いたが、言葉にすることなくすぐに閉じた。









二人とも沖田さんと同じような目をしている。









恐らく私がいない間何かあったか、私が何かやらかしたか・・・。









とりあえず、下手な事を言ったら殺られる。









そう判断した私は慎重に言葉を選んで言った。









「・・・・・・朝帰りしたことは謝ります。すみませんでした。




今の状況が読めません。私がいなかった間何かあったんですか?









あと、沖田さんそろそろ降りて貰えません?」









え?なんか上から目線だって?









だって、重いんだもん。




てか、何で私怒られてんの意味わからんぞ。





たぶん何もしてないはず、たぶん。









でも、サボりを挽回できるくらいある意味いつもより真面目に頑張って仕事(?)してたし?



1つ町救ったし?









そんな思考を遮るように沖田さんは口を開ける。









沖「そういう事言ってんじゃねぇ!!!!」









ビクッ









え・・・え?沖田さん激おこぷんぷん丸じゃん何で?

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オン眉 - リクエスト答えてくれてありがとうございましした。とても面白かったです。パート3も見ます!頑張ってください!! (2019年5月1日 18時) (レス) id: 82892bbe16 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - しゅかさん、コメントありがとうございます!シリーズ2回も見てくれたなんて・・本当に感謝しかないです!ありがとうございました!! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 冬にアイス2個食べるさん、2回も確認してくれているなんてとても嬉しいです!これからも見て貰えるとありがたいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 7214さんコメントありがとうございます!自己満足で作っている話をそう言って貰えてすごく嬉しいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!そう言って貰えてとても励みになってます! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年4月13日 17時

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