第17話 ページ18
目の前には、10数人の男達。
そして、武器がない丸腰の私。
これ詰んだな。
そう諦めかけた時ふと頭によぎった疑問。
あれ、そういえばあの上司ども何着てたっけ?
地面に寝転がっている上司どもはいつも通りの隊服を身につけている。
そして当たり前のごとく腰には帯刀している。
こいつら私に刀を貸すために来たんだね。
心の中で、何しに来たんだと思っていたことを謝り、近くに転がっていた沖田さんの菊一文字を拝借する。
「お待たせしました、それじゃあはじめよっか。」
攘「待ちくたびれたぜ・・・行くぞお前ら!!!」
結果から言うと、勝ちました。
あんなに意気込んでいた割には全然実力なかったし、もはや私刀なくてもわんちゃんいけたんじゃね?と思うほど相手は弱かった。
こんな町中で死体を放置する訳にはいかないので、しょうがなく2人を起こす。
「沖田ァ、土方ァ!起きろ、早く起きねェと・・・・・・
かまっ娘倶楽部の奴らに〇られるぞ!!!!?」
ガバッ!!!
沖「土方さんはここにいてくだせェ!その間に俺は逃げやす!!!」
土「逃げてんじゃねェ!!!!!お前が囮になれよ!!!!」
沖「俺は未成年ですぜィ!?よくそんなこと言えましたねェ!!」
土「うるせぇよ!!!こんな時だけ未成年主張するなよ!!!!!!」
慌てふためいて喧嘩を始める2人。
どうしよ。
「あ、あの〜。盛り上がってるとこ悪いんですけど後始末するの手伝ってもらっていいですか?」
沖/土「・・・え?」
辺りを見渡す2人。
辺りにはもちろんかまっ娘倶楽部の人達ではなく死体が転がっている。
2人は、ぱちくり目を合わせるとゆっくりと頷き合い私に近づいてくる。
殺気を出しながら。
「え、ちょっなんでそんな怒ってるんですか!?」
沖/土「覚悟ぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「え、え・・・・・・・・・
ぎやああああああああああああ!!!!!!!」
夜中の江戸に私の声が響き渡った。
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クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!もう少ししたら出てくるかも・・・?です! (2019年4月13日 17時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - うさぎさん!更新を待ってくれていてありがとうございます!嬉しみの極みです!! (2019年4月13日 17時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
MIRAI - 今日の更新楽しみにしてました!神威絡み大好きです!約ネバメンバー出てくるの待ってます!! (2019年4月13日 0時) (レス) id: 67cabc4e1d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 試験お疲れ様です!更新ありがとうございます!! (2019年4月12日 1時) (レス) id: 78c6a7f3b9 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさん、ありがとうございます!こんな自己満足全開の作品ですが、これからも頑張っていきます! (2019年4月12日 0時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年3月31日 16時