検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:100,451 hit

第17話 ページ18

目の前には、10数人の男達。


そして、武器がない丸腰の私。







これ詰んだな。







そう諦めかけた時ふと頭によぎった疑問。





あれ、そういえばあの上司ども何着てたっけ?



地面に寝転がっている上司どもはいつも通りの隊服を身につけている。




そして当たり前のごとく腰には帯刀している。






こいつら私に刀を貸すために来たんだね。







心の中で、何しに来たんだと思っていたことを謝り、近くに転がっていた沖田さんの菊一文字を拝借する。





「お待たせしました、それじゃあはじめよっか。」




攘「待ちくたびれたぜ・・・行くぞお前ら!!!」









結果から言うと、勝ちました。




あんなに意気込んでいた割には全然実力なかったし、もはや私刀なくてもわんちゃんいけたんじゃね?と思うほど相手は弱かった。






こんな町中で死体を放置する訳にはいかないので、しょうがなく2人を起こす。




「沖田ァ、土方ァ!起きろ、早く起きねェと・・・・・・









かまっ娘倶楽部の奴らに〇られるぞ!!!!?」






ガバッ!!!






沖「土方さんはここにいてくだせェ!その間に俺は逃げやす!!!」






土「逃げてんじゃねェ!!!!!お前が囮になれよ!!!!」





沖「俺は未成年ですぜィ!?よくそんなこと言えましたねェ!!」





土「うるせぇよ!!!こんな時だけ未成年主張するなよ!!!!!!」







慌てふためいて喧嘩を始める2人。


どうしよ。








「あ、あの〜。盛り上がってるとこ悪いんですけど後始末するの手伝ってもらっていいですか?」









沖/土「・・・え?」





辺りを見渡す2人。


辺りにはもちろんかまっ娘倶楽部の人達ではなく死体が転がっている。




2人は、ぱちくり目を合わせるとゆっくりと頷き合い私に近づいてくる。






殺気を出しながら。







「え、ちょっなんでそんな怒ってるんですか!?」








沖/土「覚悟ぉぉぉぉぉぉ!!!!!」









「え、え・・・・・・・・・



ぎやああああああああああああ!!!!!!!」









夜中の江戸に私の声が響き渡った。

第18話→←第16話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!もう少ししたら出てくるかも・・・?です! (2019年4月13日 17時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - うさぎさん!更新を待ってくれていてありがとうございます!嬉しみの極みです!! (2019年4月13日 17時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
MIRAI - 今日の更新楽しみにしてました!神威絡み大好きです!約ネバメンバー出てくるの待ってます!! (2019年4月13日 0時) (レス) id: 67cabc4e1d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 試験お疲れ様です!更新ありがとうございます!! (2019年4月12日 1時) (レス) id: 78c6a7f3b9 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさん、ありがとうございます!こんな自己満足全開の作品ですが、これからも頑張っていきます! (2019年4月12日 0時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年3月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。