story413 言い合い ページ34
「あぁ あれはびっくりした
私とまた仲良くしてくれようと
してくれてるんだろうけど
私の心の準備がまだ出来てないの」
トビー「そうなのか」
「そうなの いただきます」
私は手を合わせて言うと
朝ごはんを食べだした
今日の練習はウォーミングアップ
柔軟 走り込みの後にミニゲームという流れだ
ミニゲームが始まり中盤
何を思ったのかいきなり走り出した不動は
ボールを持った風丸に迫り チャージをかけた
風丸は足を取られ転倒してしまった
風丸は大丈夫だと言って起き上がった
鬼道は不動に御立腹だが
それを制するように監督が不動を褒めた
「不動を調子にのせちゃダメですよ」
監督「意見は聞いていない」
「…独り言だと思ってください
でも まぁ あなたより不動を含む彼らとの
付き合いが長いので参考になれば
と思ったんですけどねぇ…」
監督「何が言いたい」
「彼らを敵に戦った私からの意見が聞きたければ
先程の不動のプレー後で不動に警告してください
背後からのチャージと言うだけでもリスクだが
先程のプレーではスパイクではあるが
風丸の足に当たっている
疑うなら 後で音無の撮っているビデオで確認を
優秀なFFIの審判なら見逃さない
レッドカード 一発退場だ
もし そんなことになれば
せっかくのジョーカーが台無しでしょう」
監督「それだけか？」
「それだけ？そんなわけないじゃないですか
FFIで彼らを優勝に導くための話なら
いくらでも出来ますよ
既に 言いたいことは沢山足りますよ
ですが 一応 私は監督ではないので
あくまで コーチ兼マネージャー
その職務を全うしますよ」
マネージャーたち
音無「なんか 監督と水無さんの間で
火花散ってません！？」
冬花「はい」
秋「風丸くんがチャージ受けたから…;」
音無「あ…なるほど…」
冬花「？？」
その後は 不動がまあまあ好き勝手動き
リュウジが少し頑張りすぎてるように見え
壁山が監督に注意されまくり など
色々問題になりそうではあったけど
なんとかその日の練習を終えた
全員の練習の後
今日はトビーの練習に付き合え
という指示がなかったので部屋に戻り
今日の報告書を作成し 監督に報告した
報告を終えると久遠監督に
飛鷹の練習の様子を見て来いと言われ
私は雷雷軒をめざした
途中でオヤジに飛鷹が練習してる場所を聞くと
前と同じだと言うのでそこに向かった
「トビー！」
飛鷹「葉月 どうしたんだ？
響木さんに何か用か？」
「ううん トビーの練習の進捗状況を見に」
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作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2019年2月16日 1時
