4話 生徒会会長登場! ページ5
中馬「おい、席につけー。
ホームルーム始めんぞ。
…ま、今日は特にないな。」
生徒A「ないのかよ!!」
中馬「んじゃ、起立、気をつけ、礼。」
クラス全員「「「さようならー」」」
編入初日授業、やっと終わったぁー♪
さーて…、生徒会長さんに
呼ばれてたんでしたっけ、私。
生徒会室ってどこなんだろ?
あ「葵!!」
葵「んー?なーにー、可憐」
あ「生徒会室まで連れてってくれない?」
葵「あー、そっかぁー。
可憐、呼ばれてるんだよね。
あの置物会長さんに。
いーよ、連れてってあげる♪」
あ「ありがと♪」
そう言って、私たちは生徒会室へ向かった。
ここが、生徒会室、ね。
葵「んじゃ、とりあえず頑張ってな笑」
あ「うん♪ありがとねー♪」
…すぅ…ふぅ…
よし、入るか。
コンコン
あ「失礼します」
ガラガラガラ…
ん、あれ? 寝てる人がいる…先輩かな?…
しっかし、生徒会室の机の上に
足乗っけてよく寝れるな…
怒られないのかな…?
そう思いつつ、気持ちよく寝ている
先輩に少し近づいてみた。
パチ…
「…んぁ?誰だ、おめー。」
!?!?!?
あ「はぅあ!?!? お、お、おはようございます!!
お、起こしてすみませんでした!!」
ドンッ!!
あ「うはっ…!」
後退りしたら、後ろの棚にぶつかり、
床に尻餅をついてしまった。
あ「い、たたたたた…」
「おいおい、大丈夫か?ほらっ…と」
先輩がゆっくり近寄り、
私の腕を掴んで立たせてくれた。
あ「すいません!! ありがとうございます!!」
「あぁ。…んで?
何の用でここに来たんだ?」
あ「あ、私、生徒会長さんに呼ばれていまして…」
「おほっ、んじゃお前が可憐か?」
先輩に促され、
向かい合うようにソファーに座る。
あ「え…。なんで…私の…名前…」
「んじゃ、自己紹介すっかな。
俺は、この学校の生徒会長、安形惣司朗だ。」
………ん、ぇ?
あ「え!?ホントですか!?」
少し大きな声を出しちゃった…(-_-;)
だって、生徒会長のイメージは
制服はきちんと着て、頭、良くて、堅そうで…
なのにこの先輩…この生徒会長さんは
制服はラフな感じ着崩していて
外見は、少しギザで…
全っ然イメージと違うんですけど!?
安形「かっかっかっ。んま、そんなことより」
一気に安形先輩の表情が急に変わった。
少し…怖いかも…。
安形「来てもらったことだし、
本題に入ってもいいか?」
あ「あ、はい。…本題って…?」
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時