13話 お仕事体験! ページ14
椿「………まぁ、僕の仕事は
こんなところだ。」
2回目生徒会見学。
なぜか入部を前提に、椿くんから
仕事の内容を教わっている。
仕事、多くて大変そう…
椿「なにか、質問はあるか?」
あ「うーん…。特にはないけど、
することたくさんあるんだね」
椿「あぁ。副会長とは会長の補佐だからな。
しっかりと会長をサポート出来なければ、
副会長の意味がない!」
あ「…う、うん、そだね(苦笑)」
椿くん…燃えてる…(-_-;)
そのとき、
コンコン…ガラガラ…
先輩とみられる女子生徒が生徒会を
訪ねてきた。
「…失礼します。あ、榛葉くん。」
榛「あれ?みさちゃん♪
どうしたの?」
「えっと…落とし物って言うか…」
と、そのとき、背後に気配を感じた。
安形「依頼が来たみてぇだな。」
振り向けば、安形会長だった。
安形「丁度良い。可憐、
アイツの依頼、引き受けてみろよ?」
あ「な、何言ってるんですか?!」
安形「生徒会の仕事ってのを
実際に経験してみた方が、
入部したくなるかもしれねぇだろ?
な、椿。可憐と一緒にその依頼、
引き受けてくんねぇーか?」
椿「か、会長が言うなら…」
あ「え、ちょっと、待っt…」
安形「んじゃ、決定な♪
椿、可憐、あとは頼んだぜ。」
そう言って、笑顔で
自分の机に戻る安形会長。
…私は、何となくわかった。
多分、安形会長は
落とし物などと言う雑用な依頼なんて
めんどくさいから私と椿くんに押し付けた。
私に生徒会の仕事をさせると言う、
巧い口実を使って。
…なんて人なの、この置物会長は。
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時