【鬼滅の刃】そして私は独りになった

三十七話 ページ41

お館様「雪兎、君にはもう壱樹のように道を踏み外してほしくないんだ




今ならまだやり直せる





だけど、人を殺めてしまえばもう後戻りはできない





それは雪兎、君が一番分かっているだろう？」









今、そんなこと言っても雪兎の耳には届かない








雪兎「…………うるせぇ



昔から決めていたんだ





Aを苦しめた奴は全員殺すって





そいつらに会ったら絶対に俺(・)が殺そうって







Aは今、生きている中で俺の唯一血のつながった妹だからな







俺が死んだらAが独りになるだろ？

Aが死んだら俺が独りになるだろ？





お互いが生きる支えなのに、失ったらもう完全な独りになっちまう…………」






…………え






雪兎と私は血が繋がっているの？



ということは雪兎と私は姉妹ってこと？





雪兎は知ってたんだ







私が竈門家の人間じゃないって




私が竈門家と血が繋がっていないって…………












雪兎「オマエのお望みどおりの死に方にしてやろうって思ったけどもういいわ












殴り殺してやる」

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