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【コナンside】
“久々のハッキング業”…
話の流れからして、杉吉さんの件だろう
けど、人探しでハッキング…?
それに誰と通話してるんだ…?
安室「(電話の相手は恐らくヒロ…にしてもハッキングとは…そういえばハッカーやってたな彼)」
真っ直ぐ歩いていた高宮さんは、商店街へと入って行った
なんで商店街…?
にしても人多いな…!
コナン「あ!いたよ!」
安室「!あの店は…」
コナン「
.
.
.
.
“プリンの館”…?」
間違いなく高宮さんが入って行った店はプリン専門店だった
さっき誰かとの電話で“今向かってる”って言ってたけど、プリンの館って意味だったのか…?
コナン「あ、出てきた…けど何も持ってないね」
安室「…予約…とか?」
そのまま高宮さんを尾行し続けるも、高宮さんが向かった先は家だった
…宮原名義の方の
今日はもう出てこないだろうと思い、俺たちはポアロに向けて歩き出した
______
そして翌日、10時
杉吉「おはようございます!」
ポアロにやって来た
樹「おはようございます、杉吉さん。
さっそくですが、依頼の解決をしましょう」
杉吉「解決って…見つかったんですか!?福本君!」
樹「残念ながら…」
眉を下げながらそう言う高宮さん
樹「…だって、
.
.
.
そんな人存在しないんだから当たり前ですよね」
杉吉「え…?」
存在しない…?
樹「迫真の演技でしたね…すっかり騙されましたよ。俺もまだまだだなぁと思いました」
杉吉「どういう…こと…?」
樹「簡単な話。俺に話した依頼は嘘だったんでしょう?
貴方の知り合いに聞いたところ、貴方は元々熱狂的な
まさかその方向に話が進むとは思わなかった
樹「自意識過剰だと思われるかもしれない推理ですが、実際に“福本英彦”という人物は貴方が通っていた高校には存在しない。その時点で今回の依頼には何か裏があると考えられますから」
杉吉「!待って、何故私の出身校を…!?」
樹「探偵である俺に調べられないものがあると?」
あるだろ
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作者名:湊 | 作成日時:2022年5月29日 11時