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368. ページ18

【コナンside】


夕方になり、杉吉さんは帰って行った



コナン「それにしても、どうやってその福本さんを探すの?」



安室「最近米花町で見かけたから探し始めたって言っていたけど、こればっかりは出身高校を聞いてから調べた方が…」



あの後、高宮さんはほぼ何も聞かずに依頼についての話を終えた



それはもう既に検討がついているのからなのかどうかはわからない…けど、高宮さんならあり得る話だ



そして何より気になるのは、高宮さんが杉吉さんが帰る際に発したあの言葉…



______樹『明日の10時に、もう一度ポアロに来ていただけますか?』______



コナン「あの言葉、どういう意味なの?」



人探しなら尚更、明日の10時までに見つけられるとは思えない…知り合いなら別だが



けどそんな素振りもない…ただ、高宮さんは少し考え込んだ後にその言葉を発したのだ



樹「確認しなきゃいけないことがあってね。だから一度家に帰らないと。
それに明日の午後は予定あるからさ。今日も帰りに寄るとこあるし、そろそろ帰るね」



そう言うなり、高宮さんはすぐに帰って行った



安室「…追ってみるかい?」



コナン「え!?」



安室さんは唐突にそう言い出した



確かに今回の件は色々と違和感を感じる



安室「まあ追ったとしても途中で気づかれて終わりだと思うけどね______」


______


そんなこんなで高宮さんを尾行することになった



すぐに見つかるとも思ったが、安室さんの近くにいれば尾行してもバレないんじゃないか?



よく尾行とかするだろうし



コナン「予定あるってお仕事かな?」



安室「なら“仕事がある”と言うんじゃないかな?わざわざ“寄るところがある”と言っていたし…」



今回の依頼に対してどうやって解決するのかも気になるし、その手助けになるような場所に行くのかもしれない



ピリリリリッ…ピリリリリッ…))



コナン「!樹兄ちゃんの電話だ」





樹「もしもし?うん、今向かってるとこ。依頼?ああ、ちょっと気になることがあって、調べることにした。うん、そう









.









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______久々のハッキング業さ」

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作者名: | 作成日時:2022年5月29日 11時

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